昨年末、靴2足をオールソールに出した為、即戦力としてBerwickを購入しました。
Berwickとは
Berwickはスペインの靴ブランドです。
ブランド名は、後のスペイン継承戦争へとつながる1707年のアルマンス戦争で勝利を治め争いを終結させた英雄ベリック公爵を由来としているようです。(HP受け売り)
最近では大丸や松坂屋が取り扱うようになり、徐々に知名度が上がってきて価格も上がり気味(?)との話を伺いました。
元々、モカシンを中心に作っていたようですが、1996年に100%グッドイヤーウェルト製法のブランドに生まれ変わりました。
私の好きな全量純米大吟醸の蔵元「楯の川酒造」と気が合いそうですね。
実際に履いてみて
以前の記事(コチラ)でも触れましたが、この靴は大喜靴店さんの別注だそうです。
別注ポイントはコマンドソールとトウを少しショート気味にしている点。店主がロングノーズがあまりお好きでないとのことで私も同意見だったので少し盛り上がりました。
試着で履いた感触は、か、堅い… まあ当然履いていくうちに馴染みますがコマンドソールの為か非常に堅い履き心地です。ヒールカップの作り(ホールド感)は少々甘いと感じました。
しかし3万円で革もデュプイ社のカーフ(革質が良いのが見た目で分かる)を使用。踵裏地も耐久性のあるスウェードを使用しています。
この品質であれば買いでしょう!とうことでサイズ8か7.5で迷った挙句、7.5に決めました。
サイズ選び失敗(?)
私は大体サイズ8を購入していますが、7.5は少々きつすぎたかもしれません。
試着したときは「7.5でも行けるじゃん!ヒールの作りが甘いし革が伸びて踵が抜けるのはヤダから小さめ買っておこう!」と考えたのですが、私の足サイズ(長さ26.5、幅10.5cm)に対し、明らかに足先の余裕が無さすぎる…
(そういえばチーニーで7.5を買った時も失敗したっけ、学習してないな~)と後悔の念が押し寄せます。
とりあえず革を伸ばすスプレーとストレッチャーを使い、ガンガン伸ばして靴擦れも緩和しました。ただ、、まだ少し歩く際に足の甲を嚙まれてます。
とはいえ履けない程度ではないので、このまま履き倒してソールのコルクが沈んでくると結構良くなるかも、と期待しています。
まとめ
サイズ選びは私の判断ミスです。靴自体はお勧めできるものでした。
好印象だった点は、
-ちゃんと作りこんでいる(大喜靴店主も太鼓判)
-値段の割に革質が良い
-木型がセクシー
マイナス点は、
-ヒールカップのホールド感が甘い
結論からすれば、足に合えば”買い”といえると思います。
こちらもおすすめ。
Berwick