軽くて歩きやすく、Gore-Tex搭載。だけど通気性も考えられている。そんな盛り沢山な靴。
ECCO Biom Venture、その実力と魅力。
ブランド名は知っていたけど、それなりのお値段がするので今まで購入したことはありませんでした。
良い靴=グッドイヤーウェルトの作りのしっかりした革靴、軽トレッキングならダナーやパラブーツのアヴォリアーズのようなレザーマウンテンブーツが最高!という固定観念もあったからです。
この靴は見事にそれを打ち破ってくれました。
デンマーク創業のECCO、まず気に入ったのがシェイプ。トウは丸みがありながらも野暮ったく見えません。
恐らくそれは足の土踏まずにかけてキュッとシェイプを絞っているからだと思います。
私は偏平のインソールの靴は嫌いです。足裏にフィットせず歩いていて非常に疲れるからです。
土踏まずをグッと下から押し上げるように支えてくれる靴はとても履いていて気持ちが良いです。
ブラックのヌバックレザーにオレンジのアクセントも良い感じです。
防水透湿素材で悪天候でも快適な履き心地
そして、ソールに空気穴が付いています。靴の中が蒸れるのは圧倒的に足裏からの汗に起因することが多いです。
この靴はインソール側から空気穴を通して換気するシステムを採用しています。
スースーするわけではないですが、少し蒸れにくいと感じます。この手の軽トレッキングもいけるスペックの靴ではメレルのジャングルモックが近いですが、こちらのほうが多機能です。
ちなみに私はジャングルモックも好きですが、以前に履いていた時は少し靴内が蒸れやすいと感じました。
価格は定価で3万円です。安くはないですが、アウトドアが好きな人なら、これ一足でトレッキングから街ばきまでこなせる魅力を理解してもらえると思います。
そう、靴を余分に1足持っていく必要がないので荷物を減らせるのです。
履き口は十分に厚みのあるクッションにより、長時間履いても足首へ優しい作りです。
ゴアテックスのお陰でジメジメとした梅雨の時期や雨の日でも快適に履くことが出来る点はかなり心強い。
実際に履いてみた
実際に履いてみた写真です。素晴らしい履き心地。
一点難点を挙げるとすればブラックのヌバックは砂埃がつくと汚れが目立ちます。気になって頻繁に専用クリーナーで拭いてます。
専用クリーナーは泡タイプなので革新的に拭きやすく浸透しやすいと思いました。一本で汚れ落としから保湿まで兼ねます。
最後にソールと内部も。
ソール底部の作りはしっかりしています。
インソールは程よく厚みがあり、土踏まずのサポートもバッチリです。
インソールの穴は通気の為の穴ですね。
サイズ感
私の足は実寸26.5cm、横幅10.5cmでEU43サイズがベストフィットです。ロコンドで2つサイズを買って試しました。
本当に靴のサイズは履いてみないとフィット感がわからないので試着前提のロコンドはおススメです。
初めて購入したECCOでしたが、しばらくマイECCOブームが続きそうです。