伊勢丹のセールで23区のチノパンとダウンベストを購入。
春は明るめの色を着たくなる季節
冬場のアウターは黒やダークトーンを着ている人が多いだろう。当然アウターになると総じてコストが高くなるので着回しのきく黒が人気だ。
一方で比較的穏やかな季節である春や秋には淡い色が良く似合う。
最近はメンズファッションでもベージュや白、グレー等の淡い色で纏めるコーディネートの提案が増えている。最近発売が始まったクリストフルメールデザインのユニクロUも淡いパステルカラーが中心だ。
ベージュは大人カラー
ベージュや白は膨張色なので、私のようなファッション素人には着こなしが難しかったりするが、タイトすぎずルーズすぎず、ほんの少しリラックス感のある中間サイズを心掛ければ失敗は少ないだろう。
23区のチノパンはカラバリが豊富で2~3本まとめ買いしたくなるところだが購入当日は他にいろいろと買ってしまっているのでグッとこらえてベージュを選択した。 なぜベージュかと言うとこのチノパンは、製品染め=ガーメントダイを施したチノパンでしっとり、しっかりした生地感でありかつ絶妙な渋い色合いに仕上がっているのだ。写真からお分かりいただけると思うが、薄くもなく濃くもない本当にカッコいい色合いだ。
また、生地の厚みもGOOD。よくジャケパンスタイル使用している無印良品のチノパンは生地が薄い為、見た目にも重厚感はない。それはそれで春夏も軽い着心地で良いのだが、生地が厚めのチノパンは皺の出方もかなり綺麗だ。
そしてシルエット。着ていて窮屈な感じもないがシュッと足先にかけてテーパードしており、私のようなブサイク脚でも綺麗に見えるシルエットになっているのだ。定価2.3万円程でセールでも1.5万円程。安くはないが納得の品質とデザインと言えるのではないだろうか。
私のようにいつもデニムばかりでコーデに代わり映えが無いと感じている方は綺麗目シルエットのチノパンやスラックスなんかも良いかもしれない。特にこの23区のチノパンはスタイルを大人っぽく上品に底上げしてくれることだろう。
春はまだまだ肌寒い
ポカポカしてくる陽気な季節だが風も強い日が多く、日が沈むとまだまだ寒い時期だ。しかしコートを持ち歩くのも荷物が増え軽快さが失われて嫌だと思う男性は多いはず。そんな時に薄手のダウンベストはお勧めのアイテムだ。ダウンなら軽く、コートよりかさばることはない。
この23区のダウンベストは撥水生地にフェイクスエードの切り替えしがついている。最近のマイクロスエードは本当に質感が向上していて、水に強い点を考えてもリアルスエードよりも優れているのではないかと思えるほど。このフェイクスエードも質感がとても良く光沢感があるので高級感のあるルックスに仕上がっている。デザイン上も無駄な装飾はなく、黒ファスナーが引き締まった印象を与えてくれる。
21年2月3日追記:
アパレル不況により23区Hommeは一時的なブランド休止に追い込まれてしまいました。とても良いモノづくりをしていただけに残念。
スーツ需要も落ち込んでいるのでオンワードは引き続き苦戦すると思いますが、良いブランドを多数抱えているだけに、頑張って欲しいですね。