ユニクロのドライストレッチイージーショーツ。コットンライクな生地感で、ストレッチ性もあり速乾性もあり、サラッとしていて筆者も大好きなアイテム。
今回は現行モデルを購入して違いを感じたので、旧モデルと比較して、何が変わったのか明らかにしていきたい。
購入したサイズはいずれも「Lサイズ」
前回購入したLサイズがパーフェクトフィットだったので、今回もLサイズをセレクトした。
旧モデルが「ネイビー」
現行モデルが「ブラック」
しかし…ここで問題が発生、「現行モデル、え?これちょいデカくないか…!」
・
・
・
もちろん履けないことはない。幸いウエストに紐も付いているからきつく結べばいい。ただ、あのパーフェクトフィットはどこに行ったんだ?!
新旧でサイズを比較してみる
上の写真の通り、まず重ねて比較してみた。旧モデルに比べ、全体的にサイズアップしていることが分かる。
まあ、ビッグサイズがトレンドなのはわかるし、自分もいくつかビッグシルエットTシャツ的なものは持っている。
しかし、ウエストが致命的なのだ。
ナイロンギアショーツのレビューでも申し上げたが、なぜこんなブカブカなウエストサイズにするのか、理解に苦しむ。
ユニクロの購買層はメタボ男性が大半を占めるようになったのだろうか。
確かに逆にウエストが苦しくても履きたくなくなる。だから多少緩い分には許せる。しかし、問題はサイズだけではない。
確実にウエストゴムの締め付けがユルユルになったのだ。
そしてダメ押しが紐の位置だ。
以下の写真の通り、旧モデルでは外側に紐があったので結んだり解いたりを簡単に行うことができた。
一方、新モデルは内側に紐が移動したことで、圧倒的に結んだり・解いたり、といった動作にストレスを感じるようになった。サイズアップにより、紐を締めると生地が余りやすくなったので、それも非常に不快な点だ。
着用イメージで更に解説
以下は実際に着用した時のイメージ。※新モデル着用写真が激しくピンボケしていてすみません。
まずフロントから見た図。
旧モデルがスッキリした印象に対し、新モデルはダラしなく見え、そしてダサくも見える。
そもそも室内用として愛用していたアイテムだが、ちょっと外に行く時も違和感がなく着て行けるのが、個人的に気に入っていた点だった。
それも最早過去の話。。。
次に横から見た時の図。
写真だと違いが分かりにくいので説明すると、旧モデルに対して、1.5倍くらいの余裕があるイメージ。
ウエストゴムゆるゆるの割にはダボダボのサイズ感なので、全体としてフィット感は大幅に悪化した。
まとめると
今回言いたいことを以下にまとめて見た。
①サイズアップにより見た目のスマートさは消失
②ゆるゆるになったウエストゴムでフィット感のない履き心地
③更にウエスト紐を内側へすることで、“ストレスフルな紐結び動作感“を実現
この3点の改悪が、ある意味完璧な相乗効果を生み出し、見事なまでにプロダクトの魅力が失われた。ありがとうございました。
ユニクロオンラインショップでベタ褒めのレビューを書く筆者が、今回はレビューを書く気にもならなかった。
次期モデルは是非、旧モデルへ戻して欲しい。そう切に願っている。
そういうわけで、今回のモデルは外れ。最近のマイブーム室内着はChampionとHanesかな。