最近ユニクロ疲れの管理人です。ユニクロは小慣れた価格に高い品質と素晴らしいアイテムを多数、世に送り出していますがモノとしては大量生産のファストファッション、究極のデイリーウェアという位置付けなので、好きなブランドの服を愛着を持って着て育てる、というマインドは抱きにくい印象。
「服なんてそこそこお洒落が出来て着れれば良いじゃん」という考え方も存在するし、「そもそも興味が無いから着れればなんでも良い」という無頓着な方もいるでしょう。
ただ実際に服装が与える心理的な効果というのは侮れません。
お気に入りの洋服とコーデで全身を固めれば、その人は自信たっぷりに見えるでしょう。実際にそのように振る舞うようになるはずです。第三者に与える印象も大きく変わります。服などの見た目はもちろんのこと、自信に満ち溢れているだけで魅力的に映ることもあります。服装の色彩によっても抱く印象が大きく変わります。
だからコダワリの洋服を身に纏うというのは大事な儀式なのです。ということで今回はアメリカントラッドなチノパンを得意とする国産ブランド「BARNSTORMER(バーンストーマー)」の紹介です!
BARNSTORMER(バーンストーマー)とは
1970年代にアメリカの本格的な服作りを日本製で、というコンセプトで誕生したメーカーです。アメリカと同じ縫製ができる国内工場やミシンを探し、同じ風合いの生地を目指したというモノづくりに対するコダワリを感じさせるブランド。
一旦は廃業したそうですが、その後復活しパンツ専業ブランドとして人気を博しています。
私自身バーンストーマーのブランド名は知っていましたが、最近までG.T.A(ジーティーアー)やインコテックス、Germano(ジェルマーノ)といった綺麗めなイタリアパンツ専業ブランドに傾倒していた為、あまりチェックをせずにきました。
しかしここ最近のミリタリー回帰やオーバーサイズ→ジャストフィットの流れに伴って、私自身、「やっぱりミリタリー=本物志向で魅力が溢れている」、「太すぎるのはちょっと無理だけどパツパツもダサすぎるのでジャストフィット〜ゆったり目が最適」というマインドに変わり、日本製ながらアメリカントラッドの代名詞的なパンツ「バーンストーマー」にたどり着いたというわけです。
ナノユニバース別注ファティーグパンツを購入
バーンストーマーの人気アイテムドレスファティーパンツをナノユニバースが別注。一般的にファティーグパンツにはリップストップ生地が使われカジュアルな印象になるが、こちらは打ち込みのしっかりしたチノクロスを使用し、センタークリースも入っていてドレスライクな見た目となっている。
縫製も非常に丁寧で、ボタンも貝ボタンを使用していて本格的な作りなのが手に取った瞬間に分かる。
ベルトピンループがあったりバックポケットは左がフラップ付き、右がフラップ無しのポケットになっていて実用性も考えられている。
もう一つの別注ポイントは「ウエストゴム」。座った時や食事の際にお腹が膨れた時も楽なので、これはありがたい仕様。
着用イメージ・サイズ感
176cm、73kgの体型でLサイズを着た場合のイメージ。
ウエストはゴムが付いているのでめちゃくちゃ楽ちん。ふともとはゆとりがありながらテーパードシルエットなのでスッキリと見せてくれる点は秀逸。
以下はPUBSのクールマックス生地のギンガムチェックシャツにユニクロのコンフォートブレザーを合わせてみました。これはとあるセレクトショップでやっていたコーディネートを真似てみたもの。
いわゆるベイカーパンツのディテールなのでポケット部が若干カジュアルすぎることを懸念しましたが、カジュアルビズが浸透した今となっては全く問題ないルックスで、逆に程よくカジュアルダウンしてくれた印象。
ジャケパンスタイルのみならず、Tシャツやカジュアルシャツと合わせるのもOK。上の写真はユニクロUのオーバーサイズクルーネックTを着用(皺だらけ…)。
ドレスからカジュアルまで適用可能な、かなり懐の深いパンツだ。色はこのカーキとブラックの2色展開。ブラックも捨てがたい濃いめのカーキパンツがちょうど欲しかったのでカーキを選択。
定価2万円のアイテムがセール中なので購入するなら今しかない。