最近おしゃれなiPhoneケースとして人気の「CASETiFY(ケースティファイ)」。香港とL.Aをベースにした会社でカラフル＆ポップなデザインのiPhoneケースを取扱っているブランドです。
再生プラスチックの使用にも力を入れていることから環境意識の高いL.Aらしさも感じられます。
そんなCASETiFY、スタンダードなカスタムケースで8千円→購入時はセールで6,160円と値段は中々お高い。レザーならまだしも、プラスチックケースに数千円？という気がしていて手を出しあぐねていたのですが、この価格帯でここまでの知名度を誇る理由が気になり今回購入に踏み切りました。
Youtuberに人気のCasefiniteの超薄型ケースはあまりの質感のチープさに過去期待を裏切られているので、今回も人気のCASETiFYが本当に値段に見合う価値があるのかを見極めていきたいと思います。
購入したアイテム
今回購入したのは「iphone 13 pro インパクトケース(シエラブルー)」と「レンズプロテクター」。価格は以下の通り。
初回購入のプロモコードにより若干割引されましたが、合計6,606円と決して安くはない価格でしょうか。
ちなみに注文から到着までの日数は「5日間」でした。
- 23/6/10(土) 注文
- 23/6/13(火)香港から発送
- 23/6/14(水) 羽田空港到着
- 23/6/15(木) ヤマト運輸による配達完了
CASETiFYは「お好みのフォント・レイアウト・カラーのテキストをプリントできる」ので、世界に一つだけのケースを作れるという点が特徴です。
私はシンプルなデザインが好きなのでテキストは一切入れていません。テキストを入れる場合、納期は多少変わるかもしれません。
レンズプロテクターを装着
レンズプロテクターは透明度が非常に高いプラスチックが使われています。取り付ける瞬間に手元から落としてしまい、着ていた服に粘着面が触れたので多少繊維が付いてしまいましたが、カメラレンズ部には影響がないので良しとします。
ご覧の通り「圧倒的な一体感」です！これは想像以上のクオリティです。レンズ保護のみならず、ホコリ混入防止、表面には指紋やスクラッチ防止加工がされており、完璧にフィットする精密サイズ。
レンズを完全に覆っているので落としても安心です。
レンズプロテクター単体だけでも買う価値があると思います。
カスタムケースをレビュー！
お次はケースです。パッと見の印象は周囲をぐるりと囲むTPUバンパーが結構分厚いな、という感じです。
装着感・素材
右はこれまで使用していたパワーサポートのAir Jacket、左はCASETiFYのインパクトケース。
CASETiFYはTPUバンパーも、背面の樹脂パネルもAir Jacketより厚みがあります。しかし、ジャストサイズでiPhoneとの一体感は流石という作りでした。
クリアブルーのポップなカラーも夏に打ってつけでテンションが上がります。
レンズプロテクターとケースの一体感も素晴らしく、作り手のコダワリが感じられます。神経質な筆者もこの設計の巧みさには脱帽しました。
カメラフラッシュの部分にある黒いゴムパッキンは何の為にあるのか不明ですが、少し外れそうなのでグイグイと奥に押し込んでおきます。最悪外れても機能に影響はないように思います。（ホコリ混入防止？）
保護性能
高さ2mの落下試験をクリアしているインパクトケース。米軍規格(ミルスペック)等をクリアしたケースは良く目にしますがどれもゴツい印象があります。インパクトケースはスタイリッシュなデザインでありながら耐衝撃性に優れるようです。
最初に目を見張ったのは画面側の縁です。当然縁が高ければ液晶に傷が入りにくくなるわけですが、フリックの時に指に引っ掛かり感が出るデメリットもあります。
インパクトケースの縁は非常に滑らかなR（カーブ）がかかっているのでフリックの時もストレスが感じないように作られていることが分かりました。
更にiPhone本体と接する部分に白っぽいラバーのようなものが配置されています。これがショックアブソーバーの役割を果たし、iPhone本体を衝撃から保護するようになっています。
保護性能もさることながら、機能をデザインに昇華している点がCASETiFYが評価される所以だと思いました。
品質
素材産業の端くれとして、素材や成形品質は手に持っただけである程度は分かります。分かるが故に、ついつい見る目が厳しくなってしまいます。
透明度の高いポリカーボネートが使用されており、バリやヒケ等の成形時に出る不具合も一切ありません。それどころか指が痛くなりやすいポイントである充電器＆スピーカー部周りが非常に滑らかなので、小指に乗せるようにして持っても痛くなりにくいのです。
ボタン部分も非常にしなやかで押しやすく、本当によくできています。
持ちやすさに関して言えば、決して薄いケース、軽いケースが持ちやすいわけではないということを教えてくれるケースです。
TPUバンパーの厚みは約4.4mm, 背面パネルも約3mmの厚みがあります。ケース自体の重量は46.5gです。それでいながら今までで使った樹脂製ケースの中で最もホールド感の良いケースと言っても過言ではありません。
他のケースとの比較
次に過去に購入したケースとの比較をしていきます。
まず「レザータイプ」はパープルのAPPLE純正ライクなケースと、プエブロレザーを使用した手帳ケースです。前者については試しにメルカリで買ってみたのですが、質感があまりにもチープなのでこのレビューを書いた後にゴミ箱行きとなる運命が決まっています。この手のレザーケースは買うなら「純正一択」です。プエブロレザーケースは昨年購入し、秋冬を共に過ごしました。夏は湿気や雨も多いので一旦シーズンオフさせる予定です。
樹脂製ケースは色々とありますが、右上のスモークがかったTPUケースはレンズプロテクターも兼ねているので優秀です。YahooショッピングのFrancekidsという店舗で2千円で購入しました。但し、その下のウッド調のイーフィットケースと同様に表面サラサラ加工されているのが仇となり手元で非常に滑るのがデメリットです。
一番右の黒いエレコムケースはワゴンセールで安かったので買いました。軽くて良いのですが指紋がかなり付くので、ケースなら何でもよいという人はエレコムをオススメします。
いくつか重量を図ってみました。CASETiFYインパクトケースは前述の通り46.5gです。エアージャケットのような最軽量級ケースだと20g前後になるので決して軽いケースではありません。
ケースの大きさでは、薄型ケースと比較してCASETiFYのほうが一回り大きい印象。
総評
色々と書きましたが、私はこの透明度の高く鮮やかなクリアブルーのケースをとても気に入っています。まるでガン消しのガチャガチャで、レアなモデル（大体クリアカラー系）をゲットできた時のような気分を味わえるから、という極めて個人的な理由も付け加えておきます。（私と同世代の一部の方はこの気持ちを理解してくれることでしょう）
価格は決して安くなく、もう少し安かったらみんなに絶対に買いだとオススメできます。ただ、価格が高いなりのクオリティ・高級感はしっかり感じます。
私は次に新しいiPhoneに買い替えたとしてもまたCASETiFYを買うつもりです。なぜなら、このケースを取るたびにiPhoneを愛おしく感じ、また、使っていて一切不満が無いからです。もちろんレンズプロテクターもセットにして装着します。
私と同じようにレザーケースから季節の衣替えを考えているのであれば、CASETiFYケースに変えてみてはどうでしょう。
