長時間フライト快適化グッズの紹介レビュー

ANA上級会員がオススメする長時間フライト快適グッズ!

私は仕事柄海外出張が多く、コロナ以前にANAの年間プレミアムポイント5万を達成してスーパーフライヤーズカードをゲットしました。

申し込んだのは「ANAスーパーフライヤーズカードゴールド」。後からカードの種類をアップグレードすることは出来ないので、カード利用ポイント→マイル返還率の高い「チート級のカード」であるゴールドを選択。

最近はそのカードの利点である空港での「検査優先レーン」、「ラウンジ」、「手荷物受取の優先」、そして「ポイント利用による座席アップグレード」等の恩恵にあずかる機会が減り、維持する為だけに1.6万円の年会費を払うのみと悲しい状況でしたが、久しぶりに海外出張の機会に恵まれることになりました。

今回は欧州行きの長時間フライトの為、機内で使うグッズを一から新調しました。

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予約したのは欧州行きプレミアムエコノミー席

今回は羽田〜ヘルシンキのフライトでプレエコのバルクヘッド席です。バルクヘッド席は目の前が壁の席で足元が広いのが特徴。

フライト時間はウクライナ戦争の影響でロシア上空が飛べないので北極を経由してのフライトとなります。その影響でフライト時間は往復それぞれで13−14時間くらいとかなりの長旅。通常であれば偏西風の影響で欧州便の帰路はフライト時間が短いのですが、北極経由ということもあり、帰路のほうがフライト時間が長かったです。

もし予約するのがビジネスクラス以上なら、最新の機材はフルフラットシートを備えているので荷物になる余計なグッズは不要と思います。しかし、個人旅行ではエコノミーで節約したり、贅沢してもプレエコくらいの方が圧倒的に多いと思うので是非この記事を参考にしてもらえればと思います。

購入した機内快適グッズたち

最初に申し上げておくと、今回のグッズはもちろん闇雲に購入したわけではありません。過去の出張、グッズ購入経験に裏付けされた選ばれしグッズなのです。

ではグッズの紹介に移ります。左上から時計周りに、

  • Beams Design ネックピロー
  • Gowell 腰ラクーン
  • クロックスサンダル
  • IFLY フットレスト
  • オーストリッチピロー アイマスク

これらは主に快適に睡眠をとる為のグッズとも言えます。欧州行の便は長時間になるので現地でフル活動する為にはフライトの半分以上の時間を睡眠に費やすことになります。

そこで、機内でしっかり睡眠をとる、なるべく快適な服装で体力を温存する、ということが重要になります。

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グッズその1~Beams Design ネックピロー~

機内睡眠を取るための必須級のアイテムが「ネックピロー」です。Beams Designのネックピローは旅行グッズメーカーGowellとのコラボ商品で、Gowellが販売している「低反発かるラクーン」と実質的にほぼ同じです。違いは、カラーリングとショルダーポーチが付いていることですが、オシャレな雰囲気を楽しみたかったのでBeams Designを選びました。

私は過去、マイクロビーズや空気式のネックピローを持っていましたが、いずれも首の座りが悪かったり、熱が籠って不快だったりと快適な睡眠には程遠い使い心地でした。

このネックピローは重量約280gと比較的軽量でありながら低反発ウレタンを使用しています。形状も首の後部が高くなっているのでしっかり首を支え、快適な睡眠が得られる工夫がされています。

更にブランケットがホールドできるよう両サイドにゴムバンドが配置され、ウレタン特有の熱籠りを解消するための空気孔、メッシュカバーにより隙の無いスペックです。

カバーを丸ごと取り外して洗える点もGOOD!やっぱりウレタン素材はフィット感が抜群です!

ショルダーポーチも軽量なメッシュで、サコッシュ代わりにもなる優れものです。

唯一欠点は、空気式のものに比べると容積をとることです。しかし丸めて収納することで15㎝四方くらいのコンパクトサイズになるのでマイクロビーズタイプよりは小さくできます。

実際に使ってみて、これがあるとない場合では大違いだと感じました。価格は定価6,160円と高いですが、楽天市場ではクーポン価格で購入できる店舗も多い為、まず買って後悔はないアイテムです。

グッズその2~Gowell 腰ラクーン~

次に紹介したいのはネックピローと同じメーカーのGowellから発売されている「腰ラクーン」です。

これを購入した理由は、以前にインドムンバイ行きの深夜便(プレエコ席)で腰が痛くて眠れなかったからです。プレエコシートでより身体を直線に近づけ、快適な睡眠を得る為には配布される薄っぺらい枕を腰に当てる程度では不十分なのです。

しかし腰ラクーンがあればもう安心。肉厚の低反発クッションにより長時間座りっぱなしでも腰痛が皆無になります。正直この効果には驚かされました。

どちらの向きで使ってもOKです。腰が曲がり腰痛に繋がるのを防いでくれます。腰痛持ちの方は旅行時意外は自宅のチェアで使うとフル活用できるのではないでしょうか。

このクッションの唯一の欠点はやはり重さと大きさです。ネックピローと同様に圧縮して小さくできる仕組みですが、ネックピローよりは重量と大きさがUPします。最初はカバーに押し込んで小さく畳むのに苦戦しましたがコツを掴めば難しくはありません。

最終的に収納後の大きさは、24x20x12cmとなりました。重量は480gくらいなので手荷物に余裕がある場合は是非検討してみてください!

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グッズその3~クロックスサンダル~

お次は「クロックス クラシックスライドサンダル」です。

航空会社や座席クラスによっては薄手のスリッパが配布されるので不要と感じる方も多いでしょう。しかし自前のサンダルがあるとより機内でリラックスすることが出来ると思います。

クロックスであれば厚みのあるクッションで土踏まず部分のマッサージ効果も期待できます。薄っぺらいスリッパはクッション性が皆無ですし、よく脱げます。

これはちょっと潔癖っぽい考えかもしれませんが、機内のトイレの床は汚れたり濡れていることもあります。なので衛生面を考えても吸水しないTPUサンダルが最適と考えています。

TPUサンダルなら現地についてホテルルーム内でも使えますし、ビーチやプールサイドでも活用できるので一足あると便利です。

私は隣席の人が同じようなサンダルを履いていたら取り違えになるかもしれない、と余計な心配をしてしまいジビッツを買い足しました。そのおかげで元々安いクロックスサンダルの価格と同じくらいの費用をジビッツに費やしてしまいました。

無駄遣いと言えば無駄遣いですが、無機質なサンダルにアイデンティティを持たせて愛用したい方はお好みのジビッツを付けてみてはいかがでしょうか。

グッズその4~IFLY フットレスト~

そして意外に縁の下の力持ち的に活躍したのが「IFLY フットレスト」です。Amazonで購入した中国ブランドのモノですが、比較的レビュー点数が高いものを選択しました。

正直買う前は購入を躊躇しました。「こんなの使っている人が見たことない」ということと「浮き輪みたいに膨らませていたら変な目で見られるのではないか」という懸念からです。

というのも、こちらのフットレストはフルで膨らませるとかなりデカくなります。明らかに目立つし、CAに注意されたら嫌だなとも思ったのですが、ネット上でCAの人のオススメグッズとして紹介されていたのが購入の決め手となりました。

使うタイミング座席位置に関しては少々コツがあります。

まず使うタイミングですが、長距離フライトでは大体出発から1~2時間程度で食事提供が始まります。食事タイムが終わると有無を言わさず機内照明が落とされますので、そのタイミングで膨らませて使うのがオススメです。IFLYの優れた点は空気を入れるキャップが2段式で大きなキャップの方でガンガン空気を入れれば1分も掛からずに膨らませることが出来ます。

次に座席位置ですが、2列シートの窓側、または3列シートの真ん中の場合は、他の座席の人の移動の妨げにならないので問題なく使えると思います。

私は往復いずれも通路側だったのですが、幸い隣が空席だったので使っても注意されることはありませんでした。

満席時に通路側で使うと使用を控えるように言われる可能性がゼロではないようですが、運航会社のルールによっても変わるので自己責任でご使用ください。ただ、IFLYのフットレストは空気を入れる箇所が2層(1段分+2段分)に分かれています。1段分であればすぐにどかせますのでダメと言われる可能性は低いのではないかと思うのと、私が今回予約したバルクヘッド席の場合は足元スペースが広いので、問題なく使える可能性は高まります。

私は行きのフライトは1段分、帰りのフライトは3段分フルで膨らませて使用しましたが、フルで膨らませると高さが50㎝となります。これはほぼ座面と同じ高さになるので「よりフラットシートに近づける」ことが出来ます。実際、帰りのフライトの方がぐっすり眠ることが出来ました。

畳むとかなりコンパクトになり、重さも300gです。長時間フライト中の睡眠の質を追及したい方は是非検討してみてください。

ネットでの評判では在宅ワークの時のフットレストや車内で活用している方もいるようです。

グッズその5~オーストリッチピロー アイマスク~

最後は「オーストリッチピローのアイマスク」です。以前にIndiegogoという海外のクラウドファンディングで購入しました。

アイマスクもプレエコ以上のクラスでは機内で配布されるアイテムの一つですが、着け心地はお世辞にも良いとは言えません。

オーストリッチピローは低反発素材3D構造により付けたまま瞬きが出来ます。ゆえに瞳にとてもやさしい着け心地なのです。

ベルクロ&ゴムバンドによりサイズ感を微調整することができるので、耳が痛くなったり着圧が強すぎて頭痛がしてしまうことももちろんありません。

蛇足ですが、アイマスクと耳栓はセットで用意しておくと良いと思います。(暗い機内で落とすことも多いので明るめの蛍光色がオススメ)

番外編

この他、今回の出張で役立ったアイテム達を載せておきます。

【ワンマイルウェア】無印良品 UVカットジップパーカー

機内やホテルのパジャマ~旅先のタウンウェアとしてもフル活躍!

ポテイト伯爵の丁度良い調度品

デイリー〜ワンマイルウェア、旅行着として幅広く活躍!「無印良品UVカットジップパーカー」…

【ノイズキャンセリングヘッドフォン】Sony WH-1000XM4

機内で使える航空機座席用のアダプターが付属。高性能ノイキャンでエンタメを存分に楽しめる。

ポテイト伯爵の丁度良い調度品

エンタメ、音楽、ゲームと大活躍!Bluetoothヘッドホンの決定版!…

【エンタメ】iPad Pro 11インチ

フライト前に動画、音楽、雑誌、マンガを詰め込めばフライト時間もあっという間に!

ポテイト伯爵の丁度良い調度品

性能と価格のバランスが取れた2世代前のiPad Proが今なら狙い目!?…

【コスメ関連】メイドオブオーガニクス のどスプレー(ミント)

機内はとても乾燥するのでメイドオブオーガニクスののどスプレーはとても役立ちました。味はミントがオススメです。私はその他、無印良品のリップクリーム、ママバターのフェイスローション(小さいボトルへ詰め替え)、のど飴をポーチに入れて持参しました。

お気に入りのグッズを揃えて快適な空の旅を!

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