Sony WH-1000XM4

Sony WH-1000XM4の素人リアル目線レビュー

Sony WH-1000XM4

20年9月に販売されたSony WH-1000XM4。筆者は予約して発売日と同時に手に入れることができた。

前モデルのXM3もかなりの人気モデルだっただけに最新モデルとなる本機の注目度も高く、多くのメディアがレビューしている。

筆者自身はオーディオファンではなく何方かと言えばガジェットオタクの部類であるが、リアルな消費者目線でレビューしてみたいと思う。

不幸にも初期不良品を掴まされる…

購入当初からウキウキしながらiPadに接続し、Youtubeを楽しんでいた筆者。

しかし、2−3時間使用すると「ボボボボ…」という風が当たるような異音が発生していることに気がつき、すぐさまソニーサポートへ問い合わせ。

結局、現物を検査しないと分からないとのことで秋葉原のサービスステーションまで足を運ぶ羽目に。

そこで言われたのが「ノイズ音だと検査しても分からないことがあります」と。いや検査しろっていうから持ってきたのに何それ〜、と急に不安になる。

とりあえず検査のため預かってもらい1週間後くらいに症状に関する確認連絡を受け、また数日後に現象の再現が確認できたとのことで無償交換してもらうことになった。

検査期間中は悶々とした不安な気持ちでRedditや海外Amazonで同様の不具合報告を探していたが、結構不具合が出ているユーザーが多いことがわかった。

海外レビューと私の不具合発生状況を照らし合わせると、排熱の問題である可能性が高そうだがSony自身が初期不良を大々的に認めているわけではないので、全ての初期製造品が不良を抱えているというわけでもなさそう。

結果的に着払いで送ってもらった代替品は全く問題がなかったので、ひとまずホッとし、ようやく安心して製品を満喫することが出来た。

Apple製品でも過去にiPad Proの湾曲問題があったわけだし、製品保証やサポートは大事だなという良い教訓になった。

※ちなみにApple CareによるGenius Barで受けたiPad Pro修理サポートは最高だった。今回は結果的に代替品を送ってもらえたわけだが着払いで千円くらいかかったし、Sonyのサポートはう〜んという印象。

WH−1000XM4の実力をレビュー

気を取り直し、純粋に製品に対する評価をしていきたい。

デザイン

Sony WH−1000XM4

サラッとしたマットな質感。Sonyロゴとマイク口にはブロンズゴールド色の部品を使い高級感を演出。Boseのように流線型で洒落た雰囲気はないが、オーソドックスなヘッドホン形。イヤーカップもコンパクトに纏まっていて、着用時の格好良さはある。個人的には主張が強すぎることがなく好みなデザイン。

電源ボタンは長押し。電源オン時に押すと残り充電を音声で教えてくれる。

Customボタンで、ノイキャン・アンビエントサウンド・コントロールオフを切り替え。

イヤーキャップ右側にUSB-C端子、左側にイヤホンジャックがある。

アーム部を延長する部分は樹脂製と思われるが、ヘアライン仕上げでぱっと見金属のような質感。

着用感

まず軽い。254gの軽量さに加えてクッションがソフトで側圧も程よいので付けていてストレスをほとんど感じない。密閉式のイヤーカップなので蒸れは感じるがそれ以外には文句はない。

Sony WH−1000XM4
頭頂部のクッションも柔らかな質感
Sony WH−1000XM4
イヤーカップは十分な大きさがありクッションはソフト

クッション自体とそれを覆う合成レザーは非常にソフトで着用時の快適性に一役買っている。イヤーカップ内部には近接センサーがあり、外すと再生OFF、着けると再生ONを自動で検出してくれる。

音質・イコライザー

音質について大したコメントは出来ないが、ヘヴィメタル派の筆者としては高音の伸びも低音の力強さもかなり満足できるレベル。比べてはいけないがAirpodsProとは全く異なる次元。

デフォルトではかなりフラットな印象。専用アプリから各音域の強弱や低音ブーストを調整できるので好みの音質に調整できる点も優秀。

評価の分かれるスピークトゥチャット機能等もアプリ内からオンオフできる。独り言が多い人はOFFにしておいたほうがいいだろう。

ノイキャン性能

物理的に耳が覆われていることもあり、普段外で使っているAirpodsProと比較してもノイズキャンセリング性能は段違い。

AirpodsProも相当ノイキャンが良いと思うが、このヘッドホンをして歩いていたら近づく車に一切気が付かない程の危険なレベル。是非自宅や乗り物内で楽しみたい。

ただしノイキャンONにして自宅で使用すると、家族の声が全く聞こえなくなるので一人時間を楽しむ際に使うのがオススメ。

電池持ち

連続再生30時間、一日2−3時間使っても軽く1週間は持つ。また、10分間の充電で5時間再生可能なクイック充電にも対応。充電切れの際も安心。本体が軽い割には電池持ちがかなり良く、充電を忘れてしまうほど。

接続安定性

以前に購入したスカルキャンディのワイヤレスイヤホンは接続ノイズ、接続切れを頻発し不満だったこともあり、個人的に重視している項目。自宅はもちろんだが、電車で使用した際も全く接続不良が起こることはなかった。

マルチペアリングシステムも採用しているのでiPhoneとiPad、スマホとPC等2台までの同時ペアリングができる点も地味に便利。一度これに慣れてしまうと、もう元には戻れない。

携帯性

Sony WH−1000XM4
専用ケースに収納したイメージ

専用ケースが付属しており、折り畳んでコンパクトに収納が可能。最近発売されたAppleのAirpods Maxのブラジャーカップとは大違いですね。

最近めっきり出張にも行かなくなったが、再開した際には必携のガジェットになりそう。

付属のケースもSonyロゴの入った金属ファスナー採用で手抜きなし。硬めのしっかりしたケースなので本体保護性能も十分そう。

付属品

付属品は、USB-C充電ケーブル、航空機座席アダプター、有線イヤホンコード。

飛行機によく乗る人には分かってもらえると思うのですが、航空機座席用のアダプターは個人的にかな〜り有難い。

まとめ

使用していてほぼ文句の付け所がない本モデル。前モデルのXM3は型落ちで値下がり傾向なのでXM4じゃなくても良いという人は狙い目かもしれません。

但し、初期不良品をつかまされたこともあり、中古を買うのはオススメしません。

ゼンハイザーとかボーズも良いですが、XM4はSonyの技術力の高さを見せつけられるモデルです。

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