22年10月28日は発売された40周年記念G-SHOCK×ERIC HAZEコラボレーションモデル「GMW-B5000EH」。
公式ストアで予約し発売日当日に受け取って以来、ヘビロテ中のお気に入りなのでさっそくレビューしていきたい。
購入経緯
「定期的にG-SHOCK欲しくなる病」に罹っている筆者は最近SNSで話題沸騰したBAMFORD LONDONコラボモデルであるDW-6900BWDを狙っていたが、抽選で敢え無く落選。。
久しぶりに心から欲しいと思えたカラーリング、かつ以前から欲しいと思っていた三つ目モデルだった為に失意の底にいたが、その負のエネルギーすら更なる購買エネルギーへと昇華してしまった。(もちろん転売廚から高値で買おうとは微塵も思わない)
40周年記念でエリック・ヘイズがデザインしたメタルG-SHOCKモデルとあらば買わないわけにはいかない。エリック・ヘイズ氏は今回の40周年記念ロゴもデザインしているので、まさにG-SHOCK40周年を象徴するコラボモデルといっても過言ではないだろう。
次こそは逃すまいと公式オンラインストアでの予約開始日を待って速攻で予約販売に申し込みをした。
開封レビュー
CASIOは発売日当日の10/28に配送してくれ、待ち侘びていた私はそれをとても感謝している。外箱もエリック・ヘイズのグラフィックアートがあしらわれ、特別感をひしひしと感じることが出来る。
実は筆者、G-SHOCKは何度か買っているが10万円弱もする高級モデルを買うのは今回が初めて。
化粧箱も金属プレートがあしらわれており、まるで高級機械式時計を買ったかのようなワクワク感がある。
デデン!といいたいところではあるが、フィルムが邪魔なので外してからもう一枚パシャリ。
この後何枚か写真が続きます。
着用イメージ
手首回り16.5~17.0㎝でコマ調整後に装着したイメージ。
腕への収まりが良く、腕を振ってもベゼル位置がズレることがなく同じ位置をキープしていたことに驚いた。コマ調整に加えてフォールディングバックル部分も5段階の細かい調整が可能なのでベストなサイズに合わせることが可能だ。
ただしバックル部の調整は工具が無いと出来ないので、わがままを言えば高級時計にあるようなプッシュボタン等でスライド調整できる仕組みだと尚良かった。(流石に望みすぎだろうか)
ステンレスバンドは思ったよりも軽く着け心地の良さに一役買っている。これなら今後もメタルバンドモデルを躊躇なく買おうと思える出来。
使用感レビュー
エリック・ヘイズデザインが渋くて悶絶!
この一見派手とも思えるドットパターンのグラフィックデザインは腕に付けるとそこまで主張し過ぎず、ただ静かに、しかし確実に力強さのある魅力を放っている。
ベゼルはシンプルなブラックIPなので悪目立ちしない。センスが光る逸品だ。
電波ソーラーとBluetoothで”常に正確に”時を刻む
電池交換がほぼ不要で電波により自動で時刻修正をしてくれるG-Shockの電波ソーラー機能は、機械式時計の地位を脅かす存在だ。
実際私は機械式時計の時刻合わせをする際に時計収納ボックスに入れているクオーツのG-SHOCKを見ながら調整する。
電波ソーラーでより正確に時を刻んでくれるとなれば、「もはやこれで良くない!?」となるのは自然な流れだ。そして、実用性だけで考えればG-SHOCKの右に出るものはない、というのもまた事実だ。
週末に時計コレクションからどれを着けようか選択する時、一番気軽で、かつ、気分を上げてくれる選択肢として手に取ってしまう頻度が多くなるには、その理由があるのだ。
しなやかで軽いメタルバンド
今回GMW-B5000EHを手に取って驚いたのは、そのバンドの軽さだ。
もっとも、軽すぎると素材の高級感を損ねてしまう場合もある。
G-SHOCKは軽さとクオリティの間で上手くバランスを取ってバンドを作っているようだ。
ワールドタイムでトラベラーにも対応
今年の夏は第二時間表示機能を備えた機械式GMTウォッチの誘惑との闘いだった。コロナで出張も減り海外に行く機会は中々恵まれないが、今後また出張が出てくる可能性が高いことを考えるとGMTウォッチを買うのが賢い選択に思えたのだ。
チューダーのブラックベイGMT、ジャガールクルトのレベルソまで照準を絞り込んだ後、結局GMT機能の付いていないヴィンテージのIWCヨットクラブを買ってしまい幕引きとなった。(ヴィンテージウォッチの魅力もまた格別なのだ)
さて、このGMW-B5000EHにはワールドタイム機能が付いている。時計本体で設定も可能であるし、Bluetoothでリンクしたスマホアプリからならより視覚的にタイムゾーンの設定が出来る。
GMT機能までこなしてしまうとは優秀過ぎるでしょう。
暗闇で光るスペシャルなバックライト
このモデルの特別なディテールはベルトだけではない。バックライト点灯時にグラフィティタグが浮かび上がる仕様になっている。
暗闇で時刻を確認するたびにこの時計が特別なモデルであることを思い出させてくれるのだ。
DW-5610SUとの比較
一般的なウレタン素材のモデルであるUtility Colorシリーズ「DW-5610SU」と比較した。当然ながら質感はGMW-B5000EHが圧倒的に高く、何と言ってもバンドカラーが堪らない。
”普通”のデザインに飽きた人や、少しデザインで差を付けたい人には今回のエリック・ヘイズコラボモデルは打ってつけではないだろうか。
まとめ
40周年記念エリック・ヘイズコラボモデルではG-SHOCKの新たな魅力を発見できた。
このようなパターンカラーは高価なチタンモデルでリリースされることが多く、ステンレスモデルで拘りのデザインを搭載してきたGMW-B5000EHは貴重であると言える。
限定モデルなので迷っている人は在庫のあるうちにゲットしては。