今回はユニオンインペリアルカントリーライン(左)のオールソールを阪急メンズ館でお願いしたので、先日神田大喜靴店にてオールソールから帰ってきた浅草靴誂(右)と比較レビューします。
意外とセールがお得な阪急メンズ館
阪急メンズ館が有楽町に進出してきてから、1~2年は年始のセールがとても空いていて掘り出し物も多かったため「チョー穴場じゃん!!」と思っていました。しかしそんな蜜月が過ぎるのは早く、今では年始セール開店前は長蛇の列です。
靴売り場の横にある修理屋さん
とても見やすいレイアウトの靴売り場の横に修理屋さんがあります。(22年2月時点でお店のレイアウトが変わっていました)。以前は銀座三越のReshへ修理に出していたのですが、一度コミュニケーションの齟齬があり少々苦い思い出があることと、阪急の方がJRからのアクセスが便利なので最近よくコチラにお願いしています。他にはユニオンワークスもプロ意識があってたまにお願いします。(でもちょっと駅から遠い..)
有楽町阪急の靴修理店では接客は大変良く、修理内容の提案も親身にして頂けます。
大喜靴店のほうが納期が早いと過去の記事で書きましたが、阪急に出したものも10日間ほど早く仕上がってきたので、結果的に納期に違いはほとんどありませんでした。
早速比較!
濃いブラウンのUチップが阪急メンズ館(左)、薄いブラウンのフルブローグが大喜靴店(右)の修理です。阪急はイギリスから輸入した本場リッジウェイソールです。彫りが深く舶来品の色気が漂っております。
ヒールも陰影の差がはっきりと見て取れます。
ステッチも細かく見ていくと、阪急のほうが丁寧な印象です。しかし大喜靴店はステッチ糸自体が太く丈夫そうで、甲乙つけ難いところです。
横から見てもは差があるかどうかはさっぱりわかりません。
敢えていうなら彫りが深い分、本場リッジウェイのほうが少しカジュアルな見た目でしょうか。
大喜靴で修理したリッジ風国産ソールは溝が薄い分若干硬めです。本場リッジウェイは実はまだ履いていないので履き心地は追って追記したいと思います。
まとめ
修理代はいずれも約1.5万円。
大喜靴店は中間マージンが含まれるはずですので、やはりコストは本場リッジのほうが高いのではと推測します。その点は修理を本業としているお店との違いですね。
見た目もやはり本場リッジウェイに魅力を感じてしまいますが、国産ソールの履き心地は大変良好です。
あとは半年後にソールのすり減り具合がどうか、というところでしょうか。
次回は久しぶりにReshかユニオンワークスに出して比較してみようかと思います。