昨年から抽選式で販売していたヨネックスのベリークールフェイスマスク。昨年は抽選に外れ諦めたが、最近は流通量が増えたのか大手スポーツ用品店のVictoriaで大量に売られていたので購入してみた!
YONEXベリークールフェイスマスクとは
YONEXはバドミントン用品では世界トップシェア、新潟県長岡市創業の日本が誇るモノづくりメーカーです。バド以外にもテニス、ゴルフ、スノーボード、自転車、ウォーキングシューズなど、高い品質の製品を世に送り出しています。そんなYONEXがコロナ禍において企業としての社会貢献を含めて提供するマスク、気にならないわけがありません。
ちなみに20年上半期において、こうしたマスクをすぐさま企画して販売し始めたのはスポーツメーカーの中ではYONEX、ミズノあたりが有名、というか動きが早かった印象。そうした企業姿勢は素晴らしいと思いますね。
ベリークールはYONEX独自の機能製品で、植物性キシリトールを繊維に配合した涼感素材。それをマスクに使用したものが「ベリークールフェイスマスク」。
製品の特徴としては、UVカット(UPF50)・吸湿速乾・消臭・リバーシブル、となっており、ウイルスの侵入を完全に防ぐものではなく飛沫防止用とのこと。抗ウイルス加工を施した別の製品も展開している。
ベリークールマスクの良い点
T字ワイヤー入りで呼吸が楽、眼鏡が曇らない
真ん中の縫い目と鼻に当たる部分にかけてワイヤーが入っており、立体的なシルエットとなっている。コレにより口元の空間が確保されるので、呼吸がとにかく楽。30℃近くの気温でも息苦しさは感じなかった。
加えて私のように眼鏡をかける人間は、この手のスポーツマスクは眼鏡が曇る点が非常に使いにくいと感じることが多いのだが、ワイヤーにより鼻のカーブに沿わせることができるので眼鏡の曇りはかなり抑制された。
スタイリッシュな見た目でマスク美顔効果大
見た目はスタイリッシュで、不織布マスクのような凹凸が皆無なので、着用するだけでマスク美顔効果が期待できる。髭面も綺麗に隠せてGOOD!※着用写真は後述。
接触冷感が効いていて肌触りが良好
サラッとした生地感で、接触面も暑苦しくなく少しひんやりした感触なので、不織布マスクにあるゴワゴワ感や痒みも全くない。もちろん外した後にマスク跡がついたり、肌が赤くなることもなかった。これはすごくありがたい。
リバーシブルで使え、耳ひもは調整可能
こちらのマスク、裏面リバーシブルで使えるのでサッと手に取ってサッとつけることが可能。その手軽さは結構ポイントが高い。耳紐は肌あたりの良い柔なかな素材となっていて耳裏が痛くなりにくいよう配慮されている。シリコンパーツがついているので長さ調整が可能。
ベリークールマスクのいまいちな点
若干調整しづらい耳ひものシリコン部
コレは若干慣れがあるのだが最初は調整してからつけると紐の長さが元に戻ってしまい、着用しながら長さ調整することになるのだが、目で見て調整できないので多少やりづらく感じた。ただし長さ調整後に長さが元に戻ることは無かったことは評価できる。
耐久力が少し不安な耳ひも
ソフトで肌あたりが良い反面、あまり強く引っ張ったりすると毛羽立ったり、引っこ抜けやしないかと不安になる。最悪この耳紐がダメになったらユザワヤで似たような紐を見つけてリペアすることを前提としておくのが良いだろう。
サイズが小さめで顔デカ・頭デカの人には窮屈かも
お恥ずかしなら当初Mサイズでも全然いけるだろうと思いきや、Mサイズはかなり窮屈で耳の痛みを感じてしまい、Lサイズを追加購入した。Lサイズもすごく余裕があるわけではないので頭部サイズが大きい人にはちょっと厳しかもしれない。
M、Lサイズを重ねて比較すると、耳紐の長さは同じでマスク本体サイズがMー›Lサイズでプラス1.5cm(両側で3cm)程度だった。
着用イメージ(M、Lサイズ)
M、Lサイズを購入し着用してみたのが以下の写真。
私は小顔でも顔デカでもない一般的な頭部サイズを自称しているが、Mサイズではタイトで、つけてしばらくすると耳裏に痛みを感じた。
一方、Lサイズでは少し余裕がある着用感で、耳裏で紐の長さを多少調整する程度でフィットした。
おそらく多くの男性にとっては見栄を張らずに「Lサイズ」を選択するのが良いと思われる。
まとめ
こちらのマスク、価格は税込1200円と決して安価ではない。ただしスポーツマスクはどれも似たような価格帯で、モノによっては2千円を超えるものもある。洗って繰り返し使える点や、ヨネックス社コダワリの機能性、そして日本製であることを考えると十分納得のいくコスパではないだろうか。少なくとも私はまた今後Victoriaに来店した際に色違いを買ってしまうだろう。