最近iPhoneのアルバムがブログ用写真で埋まりつつある。
そうするとプライベートの写真を探しづらくなるわけで、iCloudストレージ容量も圧迫することになる。
そこで、主に写真編集を行うiPad Pro用に外付けSSDを購入することにした。
なぜKingstonを選んだのか?
Youtube界隈で人気なSSDとして「Samsung T-5」が挙がる。
コンパクト&スタイリッシュでSSDメーカーとしての知名度も抜群なので安心感がある。
私もT-5をほしい物リストに入れていたのだが、そんな時に彗星のごとく現れたのが「Kingston XS2000」。
その転送速度はなんと2000MB/秒で、T-5の540MB/秒をはるかに凌ぐ。
更に本体サイズと重量もT-5の約半分しかない。圧倒的にポータブル性に優れた最新のSSDとなっている。
Kingston XS2000はPS5にも対応している点が売りである。転送速度が早い点が、読み込み速度命のゲームにとっては有利になるだろう。
Kingston XS2000 | Samsung T-5 | |
転送速度 | 2000MB/秒 | 540MB/秒 |
本体サイズ | 6.96 x 3.25 x 1.35 cm | 7.4 x 5.73 x 1.05 cm |
重量 | 28g | 51g |
インターフェース | USB 3.2 | USB 3.1 |
その他機能 | 5年限定保証、IP55の防水・防塵/耐衝撃 | 3年保証、耐衝撃パスワード保護 |
本体外観チェック
内容物は本体に加え、サラサラとしたテクスチャーのシリコン性保護ケース、高転送速度に対応したUSB-C to Cケーブルとなっている。
ケーブルは太めで柔軟性は無く、短めのケーブルになっている。
サイズは本当に小さく、とても軽い。Airpods Proと比べても厚みも薄く、とにかく軽量。
iPad Pro/iOSでの使用チェック
実際にiPad Proと接続トライを行った。
iPad Proに接続すると XS2000本体の青いランプが点灯し、iPad側でもファイルアプリから認識されていることが確認できた。
しかしiPadからケーブルを抜く時は、Windowsのようにストレージとの接続を切る動作がiOSには無い為、そのまま抜いて良いということらしい(実際にApple公式にもそのように記述されている)。Windowsの動作に慣れている場合、データが飛ばないかヒヤヒヤするが、少なくともファイル転送中に引っこ抜かなければ大丈夫なのだろう。
ファイルアプリからは以下のように認識された。
iOSからフォルダを作成する際、なぜかフォルダが2つ作成されるバグのような挙動があったが、Windowsで確認すると問題なくフォルダ作成されていた。これはiOS側のストレージマネジメントの問題だろうか。しかし、不具合と言うほどのものでもない。
iOSのファイルアプリには異なるビューが用意されている。
上から順に、①アイコンビュー、②リストビュー、③カラムビュー。右上のボタンから好みに応じていつでも切り替えが可能。
画像の読み込みはとても早く、スペックの低いWindowsマシンで画像がなかなか表示されない、と言ったストレスは皆無。
次に動画にきちんとアクセス可能か確認した。
Windowsマシンでストレージに保管した動画にもちゃんとプレビューアイコンが表示され、タップするとそのまま再生ができた。
以下は過去にAndroidスマホで撮影した動画。
次にネットで購入した中国語教材の動画。これも再生可能だった。
再生速度やアイコン表示はもちろん、画像や動画転送速度も速くストレスフリーで使える。とにかく使っていてストレスがないという点が良い。
製品自体には非はないが、iOSのファイルアプリは拡張子表示機能がまだサポートされていない。この点は少々不満。
まとめ
今回購入したKingstonの XS2000。最新モデルの為、ハイスペックで他メーカーモデルよりも魅力が詰まっている。
一点デメリットを挙げるとすれば、Kingston純正のパスワード保護機能が無い点だろうか。サードパーティ性のソフトウェアでクリアできる問題かもしれないが、純正ソフトウェアがあるとより安心感がある。
iPad Pro用に関わらず、PS5やパソコンの外部ストレージとしてポータブル性にも優れるアイテムの為、外付けSSDを検討中の方には是非お試しいただきたい。