軽く丈夫でちょうど良いサイズ感のバックパックとして愛用している「ブリーフィング アタックパック」。
そんなアタックパックの数少ないデメリット。それは背中が蒸れることと荷物が多いと肩への負担が大きいこと。
そうした背負い心地を改善すべく購入したMILESTOのアイテムをレビューしていきたい。
購入したMILESTOのアイテム
背中の蒸れ対策としてバックパネル、肩への負担軽減にはチェストベルトを購入してみた。いずれも手持ちのバックパックに後付けできるような仕組みが備わったアイテム。
まずバックパネル。こちらは金属らしき剛性感のあるフレームにメッシュが張られ、同ブランドのポータブルファンも付けられるようになっている。
これからの秋冬には使うことはないが、真夏日に外で使う際は中々優れていて、快適にパックパックを背負うことができる。
背負う前はファンが背中に干渉して痛くならないかと不安を感じたが、背骨に当たったりすることはなかった。
お次はチェストベルト。
この手のアイテムはMILESTO以外にもエースカバンや他のメーカーも同じような商品を販売している。どれでもさほど変わりはないだろうが、MILESTOは見た目がスッキリしていそうだったのでチョイスした。
チェストベルトはカジュアルシーンやアウトドアで使うバックパックに搭載されている印象であるが、これ一つあるだけで背負い心地は劇的に改善する。
バッグのストラップで肩が後方に引っ張られるのを防ぐべく巻き肩になることで疲れや肩凝りに繋がるが、チェストベルトを使うと荷重をしっかり胸と肩全体で支えることができる。
重い荷物を入れる場合は、絶対にあったほうが良い。
ただしビジネスシーンで使用する場合は、好みが分かれるかもしれない。
アタックパックに装着!
実際にアタックパックに装着した。
メッシュパネルはアタックパックの背面サイズよりも小さいため、若干収まりが悪い感がある。
そもそもアタックパック向けでは無いので贅沢は言えないが、もう少し縦に大きいとちょうどよかったかもしれない。
チェストベルトはナイロン生地で作られていることもあり、割と違和感なく溶け込んだ印象。
しかしベルトの位置が動きやすく、すぐ下がってしまうのは少々デメリットと感じた。
実際に背負ってみた感触
こういったアイテムは実際に使って(背負って)こそ良し悪しが分かるもの。
早速背負い心地を確かめてみたところ、まずメッシュパネルは少々難しさを感じてしまった。
というのも、そもそもバックパックに対するサイズがあっていないことに加え、私の体型にもフィットしていない感じがしだ。
実際の着用イメージ(以下)をご覧いただきたい。
ストラップをどの長さに調整しても、なんとなくしっくり感がない。
折角の通気性の良さが、デメリットで帳消しにされ、マイナスになってしまっている。
さらに後ろからみた際も、メッシュパネルがはみ出て見えてしまい、見た目も煩い感じになった。
「とにかく通気性重視!」という方には良いかもしれないが、おそらく筆者が使うことはないだろう、という感想。
*というか実際に何度か使ったのだが、やはりしっくり来ず外してしまった。
一方、チェストベルトは中々秀逸なアイテムだと感じた。
ブリーフィングのスティールグレーカラーとも相性が良く、チェストベルトとしての機能は十分及第点。
ただしストラップが少し長く、ブランドタグも邪魔なので、この2点はハサミで切ってしまおうと思う。
また前述の通り、ストラップの位置を固定することが難しい為、この後手縫いで縫い付けることにした。縫い付けてしまえばもはやデフォルトでついているチェストベルトと何ら遜色はないだろう。
まとめ
「アタックパックにチェストベルト追加で背負い心地は改善!ただし、メッシュパネルは少々無理がある。。」
という結果になった。(この結果については少なからず主観が入っているのでご容赦いただきたい)
ということでバックパックによる肩凝りを感じたなら「後付けチェストベルト」がおススメ。
【公式】MILESTO バックパック用チェストベルト ブラック【公式】MILESTO メッシュ ファン パネル+ポータブルミニファン セット ブラック+ネイビー