汗をたくさんかく夏はハンカチではキャパオーバー。そんな時に活躍する持ち運びのしやすいのがウォッシュタオル。
我が家にあるフェイルタオルの中でもふんわりとした質感を長期間維持しているのはやはり今治タオル!というわけで、今治タオルブランドに的を絞り購入したので、早速比較レビューしていきたい。
今回比較した今治タオル
今回は今治タオルオフィシャルオンラインストアから吟味した3種類を購入。どれも厚みがありふっくらとした質感と口コミの評価が高いものをセレクトした。
以下写真右から、すごいタオル、雲ごこちタオル、細わた多織る。
すごいタオル(正岡タオル)
パイルにクラボウの綿100%中空糸、スピンエアーを使用。 洗いは、西日本最高峰の石鎚山系の天然地下水で「洗いの達人」河上工芸所のオレンジオイルを使って洗うというコダワリ。世界のホテルに同社のバスタオルが使われていたり、売上ランキングで殿堂入りを果たした人気アイテム。
雲ごこちタオル(丸山タオル)
四国の霊峰・石鎚山より流れ出る良質な天然水と日本の最新技術を用いて作られた最上級の超長綿を使用。 繊維の撚りの回数を少なめにすることで、ふかふか、ふわふわ、まるで雲のような心地よさに仕上げたタオル。
今治細わた多織る(吉井タオル)
甘撚りのリングコーマ糸を、常温常圧で時間と手間ひまをかけて晒し、 織り上げたタオル。綿本来の柔らかさが持続し、肌当たりの良さが特徴。
素材感を比較
- 厚み
厚みについては、すごいタオル>雲ごこちタオル>細わた、の順に厚みがありふっくらとした素材感となった。
特に「すごいタオル」は圧倒的に厚いことがわかる。
- パイルの密度
パイルの密度も厚みに比例しており、すごいタオル>雲ごこちタオル>細わた、の順となった。特にすごいタオルはたくさん水分を吸ってくれそうだ。雲ごこちと細わたは、同じ質感ながら若干雲ごこちの方がパイルの密度は上。
- 柔らかさ
柔らかさは、雲ごこち>細わた>すごいタオル、の順に柔らかい。特に雲ごこちのふんわり・ふっくらとした柔らかさが際立っている。すごいタオルは比較的しっかり目の質感で今回比較した3つの中では1番硬め。
- 白さ
白タオルは経時的に徐々にくすんでいくと思われるが、新品の状態で「雲ごこち」のみは白さが際立っている。並べて比較するとはっきりとわかる“白さ”。写真だとわかりにくいが、白さでは抜きん出ている。一方、すごいタオルと細わたは同じくらいの白さであるが、決して黄ばんでいるわけではなく、十分白い。
洗濯後の素材感をチェック
今治タオルは新品状態だと繊維抜けが生じることから、使用前に水洗いすることが推奨されている。柔軟剤は使用しなくても十分柔らかいので、使用しなくても良いようだ。
実際に洗濯後の厚み・質感を比較したところ、雲ごこちがすごいタオルを抜き、1番かさ高い(厚い)結果となった。すごいタオルの方が重みはあるので、雲ごこちはその名の通り、雲のようにふんわりふっくら感がUPしている。雲ごこちで夢心地、という感じで、本当に柔らかく包まれるような幸福感がある。
細わたは十分柔らかいが、この3タイプの中で比較してしまうと、尖っている部分が少なく、標準的なタオルだと言える。
実際に使用して気が付いた重要な点
使用前は気が付かなかったが、「繊維抜け」には若干差があることがわかった。
繊維抜けが多いと、黒系の服にくっついて目立ってしまったり、肌や髪に付着してしまうことがある。
質感に優れる雲ごこちは1番繊維抜けが多く、すごいタオルはほとんど繊維抜けがなかった。この点は洗濯を繰り返すことでどのタイプも繊維抜けが少なくなっていくと思われるが、1番しっかりした生地である、すごいタオル、が最も耐久性に優れているように感じた。
柔らかさで中間に位置する、細わた、についても、当初繊維抜けが多いと予測していたが、意外にもすごいタオル同様に繊維抜けはあまり感じなかった。柔らかいタオルが良いけど、繊維抜けはヤダ、という人にはオススメできることがわかった。
今回購入した中でどれが良かったか
個人的な好みでは「雲ごこちタオル」がベスト。本当にふわふわで優しい肌あたりで、タオルというよりはぬいぐるみに近いような質感だ。
万人にオススメできるのは「すごいタオル」。日本ギフト大賞・オンラインショップ売上No.1の商品であり、高級感のあるしっかりした生地感なので、贈り物にもオススメ。
細わたは、ハンドタオル代わりに、嵩張らない軽いタオルが欲しい、と言った要望にマッチするだろう。
しかしいずれも日本製の高品質さを存分に味わえる質感なので、複数買って試して見るのも良いかもしれない。
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