9月24日発売と同時に届いたiPhone 13 Pro シエラブルー。淡くて爽やかな色味のライトブルー色がテンションを爆上げ!
今回は旧機種のiPhone 11 Proと外観、カメラ機能を比較してみた。
開梱と外観レビュー
まずお決まりの開梱、iPhone 13 Proのおでましだ!
まず「カメラレンズがデカい」かなり存在感がある。
そして新色シエラブルーの美しい色合い。ブルーの主張が控えめで、特にステンレスのベゼル部はパっと見シルバーにも見える。
上品なカラーリングで個人的には好きなカラー。
iPhone 11 Pro と比較するとカメラの大きさが特によくわかる。
iPhone 11 Proのカメラをぶどうに例えるなら、iPhone 13 Proは巨峰、といった感じにでかい。
重さは11Proの188gに対し、13Proが204gと、実に16g重くなっている。手に持ってみると11Proでさえ購入時に「重みがあって高級感があるな〜」と思っていたところ、13Proはより手にずっしりくる重みがある。
間違っても小指で支えるようにして持たないようにしたい。小指が変形を促進すること間違いなし。
これについての対策は後日、iPhone 13 Pro用に買った周辺グッズの記事で言及したい。
早速カメラ機能をレビュー!
今回の新型iPhoneの目玉機能でもあるカメラ機能の強化。広角カメラは11Proの1.4μmサイズから13Proでは1.9μmまで大型化しているので、同じ1200万画素であっても、より精細な絵が撮れるに違いないと期待している。
風景画(等倍)
まず自宅から撮った外の写真。センサーサイズ大型化により多くの光を取り込めるようになった恩恵が感じられる。
13Proでは雲や建物の外壁がより明るく写っていることがわかる。
写真をピンチズームした時の明瞭度も13Proの方が上で、カメラの向上が目に見えてわかる比較になった。
風景画②(等倍)
次は等倍で撮影した近所の建物と木の画像から一部を切り取ったもの。
明るさは間違いないく13Proが上だが、木の葉一枚一枚の描写は11Proの方が若干綺麗だと感じた。私の手ぶれかと思い撮り直したりもしたが、手ぶれではなさそうだ。
意外と11Proのカメラも優秀だということがわかる。
光学ズーム
11 Proは光学2倍、13 Proは光学3倍の為、ピンチズームして同じサイズに引き揃えた。
光学3倍ズームの恩恵が目に見えて感じられる。明るさに加え、建物のノイズが少なく、くっきりと写っている。
デジタルズーム
次はデジタルズーム10倍で比較した図。ちなみに13 Proはデジタル15倍ズームまで可能になった。
光学3倍といっても他社は10倍に対応しているので、ちょっと物足りなく感じるが、iPhoneのデジタルズームは結構優秀でかなり綺麗に撮れる。
11 Proと比較すると全体的に明るく、木々のディテールもより精細になった。
屋内での接写色々
室内でも色々と撮ってみる事にした。まずはiPhone 13 Proのパッケージ。
個人的には11 Proの方がレンズ周りを含む青色の再現が正確だと感じた。
次に無印良品のヘザーグレー調のパーカ。これはほとんど差を感じなかった。
ニンテンドースイッチのコントローラー。青は13 Proの色描写が実物に近いが、赤は11 Proの方が、といったところ。ほぼ互角?
デスクトップを撮影。LEDライトが11 Proでは変色してしまっているが、13 Proは綺麗に描写。左下に写っているAirpodsProのレザーケースの質感も13 Proが良い。
さらにディスプレイのブランドネームを拡大すると、やはり13 Proの方が精細に写っていることがわかった。
加えて背景の壁紙は明らかに13 Proの描写力を感じるポイントとなった。センサーサイズUPの恩恵だろう。
レザーケースとデスク天板の天然木。本当にごくわずかの差ではあるが、素材の奥行き感は13 Proに勝杯が上がる。
文字
若干マクロ撮影機能の差も出ているが、13 Proは接写が得意である事に加え、紙表面の質感まで見事に再現している。
これはイラスト部分を撮った時も顕著に出ていて、ディテールの撮影については圧倒される。
ただし、イラストは11 Proの絵の方が光の反射が少なく見やすくはある。
マクロ撮影
13 Proのマクロ撮影、今回の新機能は中々エグい。
いかがだろうか。ヨッシーの鼻がテカテカに光っていることがわかるだろう。
さらにマリオに近づけると「ここまで寄れるの!?」というくらい寄れた。肌のザラザラ感まで描写されており、単純に驚貸された。
11 Proではここまで寄るとピンボケしてしまうので、比較は割愛したい。
少し引いた絵で撮ってみたが、11 Proはなぜか画面の端っこが歪んでおり、マリオの解像度も若干低い結果となった。
一点気になったのは、13 Proではマクロ撮影の際に広角から超広角レンズに自動で切り替わるのだが、画質自体は広角レンズの方が良いので、超広角レンズに自動で切り替わらない設定もあればよかった。
切り替わる際の挙動も微妙に不自然なので、ソフトウェアアップデートでの改善に期待したい。
楽しいカメラ
13 Proのカメラはソフトウェアに改善の余地を感じたものの、望遠・マクロ撮影の強化、そしてセンサーサイズアップにより大体の撮影シーンでは高画質化の恩恵に授かることができ、より撮影スタイルの幅が広がったのではないだろうか。
大型のカメラレンズは見慣れると可愛らしく感じてくるし、最初は「カメラでかっ」となっても要は慣れ。
次回はiPhone 13 Pro用に購入したアクセサリの紹介と、暗闇下のカメラ機能もチェックしていきたい。