夏場を快適に過ごすためにインナー選びは重要です。
「接触冷感」は室内の冷房が強すぎる環境では体を冷やしすぎますし、「汗によるニオイや不快感」を軽減する機能も求められます。
肌触りや素材感にも人一倍コダワリのある筆者が今シーズン見つけた、イチオシアイテムを紹介します!
モンベルのジオラインとは?
日本のアウトドアブランドの雄「モンベル」が展開するベースレイヤーのシリーズが「ジオライン」です。生地タイプによりいくつか種類がありますが、夏場に最適なのはジオラインクールメッシュと、ジオラインL.W.(薄手)です。今回はこの2種類を購入レビューしていきます。
モンベルのジオラインアンダーウェアには「制菌・防臭」加工が施されています。一般的なアンダーウェアには抗菌防臭加工がされていますが、菌を制すると書いて制菌。つまり菌に抗うのではなく制するのです。
銀イオンにより生地の細菌を減少させてくれる効果を発揮してくれ、生地に成分が練り込まれているのでその効果は半永久的に続きます。
防臭・速乾インナーとしてはニュートラルワークス(MXP)が着心地が良く愛用していますが、生地は厚めなのでビジネスシーンのインナーとしては使いづらい場合もありました。今回のジオラインは薄手インナーなので使い分けができると期待しています。
過去のニュートラルワークス等のインナーレビュー記事も投稿しているので宜しければご覧ください。
ジオラインインナーをレビュー!
1.ジオラインL.W.(薄手)
まず「ジオラインL.W.」ですが、ポリエステルとは思えない程に柔らかく、思わず綿素材かと間違えるほどです。生地表面のみに親水加工を行うことで、汗を吸い上げ素早く拡散・乾燥してくれます。
もう一点こちらのインナーの優れたポイントは接触冷感はないので汗冷えしにくく、室内で冷房が効いた環境でも体が冷えにくい程よい温度感を保ってくれることです。もちろん生地の通気性は高いので暑いということは一切無く、初めて味わう「軽くふんわりとした着心地」に感動すら覚えます。
2.ジオラインクールメッシュインナー
次はクールメッシュです。これは言わずもがな、圧倒的な通気性を備えています。L.W.と比べると化繊らしい肌触りですが、肌当たりは優しくとにかく軽いです。
ご覧の通り、フローリングの床が透けて木目模様まで見えるくらい薄いので、猛暑日には間違いなく活躍してくれそうです。
サイズ感
176cm、75kgの筆者の体型ではL〜XLが最適でした。Lサイズはかなり体にピッタリフィットするサイズ感です。少しゆったり目が好きなのでその後にXLを買い足しました。サイズUPしても大きすぎることはなく、程よいゆとりでちょうど良いサイズ感です。
圧倒的に軽い生地で旅行にも最適!
それぞれの重量を計測してみました。
ジオラインL.W. (XL) | 117g |
ジオラインクールメッシュ (XL) | 74g |
これまで購入してきたインナー類よりも体感的に最軽量級です。
速乾性も優れていますので、旅行・出張で活躍することも間違いなしです。
1週間海外出張に行く場合、インナーを6〜7枚持っていくとすると総重量は結構重くなります。荷物は軽い方が移動が楽ですし、モンベルインナーは速乾性が高いので現地で洗濯すれば持っていく枚数を減らます。
まとめ〜モンベルインナーで夏を快適に過ごす〜
ジオラインL.W.は3,080円、クールメッシュは2,970円です。一般的なインナーよりも少し高い価格帯ですが、ニュートラルワークス等の機能性インナーと比較すると安いです。
そして半永久的に持続する制菌・防臭機能、軽量性、着心地を総合的に考えるとコスパは非常に高いと感じます。
夏を快適に、そしてオールシーズン活躍するインナーとしてモンベルのジオラインシリーズ、是非お試しあれ!