先日Tabioの福袋開封レビューを投稿しましたが、ミドルソックス、ハイソックスをメインに買い足した為、ショートソックスは依然不足状態にありました。
そこで今回は過去2回の渡って連載してきました「シープブレス by CosmosWoolTM」のショートソックスをレビューしていきます。
ソックスは断然ウール派
靴下といえば綿、ポリエステル、アクリル、補強用にナイロン混紡、ストレッチ性追加にポリウレタン、といった繊維が主に使用されます。
天然繊維の綿は肌触りは良いのですが、洗濯縮みが激しかったり、乾きが悪いと言った欠点がありますし、ポリエステルのような化学繊維は抗菌防臭加工されているとはいえ徐々に効果がなくなってきて雑菌が繁殖しやすいのが欠点です。
特に靴内は蒸れやすい環境にあるので汗や皮脂により雑菌が繁殖しやすいと言えます。
そこで、ウールの出番です。
ウールは汚れが付きにくく、雑菌の繁殖を抑える天然の抗菌防臭作用を備えているからです。
同じ天然繊維でも綿は植物由来、ウールは動物由来です。我々人間も動物ですから、ウールはより皮膚に直接触れる素材として適しているのです。
シープブレスとは
そんなウールの中でも17.5μmの極細の最高級グレードであるZQメリノウールに先端素材のグラフェンを配合したのがシープブレス製品に使われているCosmosWoolTM。
CosmosWoolについては「シープブレスTシャツ」「シープブレスボクサーパンツ」のレビューでも触れているので宜しければご覧下さい。
シープブレスソックスのディテールチェック
シープブレスに使用されている生地はメリノウールが76.2%、グラフェン10.2%、ナイロン9.1%、ポリエステル2.6%、スパンデックス1.9%が配合されています。メリノウールの配合比率がかなり高いです。
その履き心地は他のウールソックスと一線を画します。ウールは湿気を芯部分で吸い、表面構造は撥水性の鱗状の為、汗をかいてもサラサラ感をキープしてくれます。更に他のシープブレス製品のレビューでも触れていますが、極細のメリノウールは滑らかで肌触りが良く、履いていて気持ち良い感覚に包まれます。
他のシープブレス製品同様、縫製も丁寧な印象です。土踏まず部分のフィット感が高まるようゴムが配置されているので履いていて踵が脱げてくることもありません。
着用感
足の裏は体温調整で重要な役割を果たしていると言われています。
シープブレスはその優れた素材配合により「暖かく、涼しい」という二律背反を成し遂げています。あらゆる環境に対応できるので普段使い、スポーツ、アウトドアと幅広いシーンで活躍するアイテムです。
縫製パターンも気が利いています。履き口はゴムの締め付けが優しく、踵は深めなので靴擦れを防いでくれると思います。
スポーツソックスライクに足首と足先はメッシュ仕様になっているので湿気の放出性を高めています。
洗濯後の寸法変化は?
靴下は洗うと縮みが出やすいアイテムの一つ。そこで洗濯後に洗い縮みがどの程度でるか確認します。
全長を比較したところ洗濯前22㎝に対し、洗濯後21.5㎝。生地の目が少し詰まったくらいで、綿素材に比べると縮みはかなり少ないと言えます。
総括~至高の履き心地~
在宅ワークで足元が冷えるのですが、シープブレスソックスを履くことで快適な温度をキープしてくれます。何より履き心地が良いので靴下ボックスからついつい毎回手に取る率が高くなります。
シープブレスソックスは3足セットで3980円。ユニクロや無印に慣れていると決して安くない価格であることは間違いありません。しかし、高級ウール素材とハイテク素材をMIXしたシープブレスソックスは価格に見合う価値はあると感じます。
まとめ買いによりお得にゲットすることが出来るので、購入検討される際に参考にしてください。
- 2セット購入(計6足) 1足あたり1,194円
- 3セット購入(計9足) 1足あたり1,128円
- 5セット購入(計15足) 1足当たり1,061円