私がこの記事を書こうと思ったのは理由があります。
買って1年しか経っていないELECOMの電源タップが「断線」して急に使えなくなったのです。
そして代替品として購入に至ったサンワサプライの10個口電源タップと比較し、悟りました。
「電源タップは適当に選んではいけない」ということです。
壊れたELECOMの電源タップ
使っていたのは約2000円で購入したELECOMの6個口の電源タップ。個別にスイッチがあり、節電が可能です。
しかし稼働率が高いデスク周りの電気機器用のタップとしては最後まで個別スイッチを使うことはありませんでした。
結論:「個別スイッチは不要!」
そして、この電源タップには他にも問題がありました。
一つはコンセント間の間隔が狭すぎて、デカいACアダプターを差すと2個口分が占有されてしまうこと。
二つ目はコンセントの左右の穴が同じ大きさなので、スマートプラグのようにN極が大きいプラグが差せないということ。
耐久性については言わずもがなです。
そもそも6個口だとデスク周辺機器をすべて賄いきれず、別差しで3個口の電源タップで拡張していたので、これを機に10個口の電源タップへ交換しました。
サンワサプライの優れている点①~考えられたコンセント配置~
早速ですが、このコンセントの配置、どう見えますでしょう。
一般的な電源タップであれば、横一列に10個並べているものが多くありますが、サンワサプライは上部と側面に5個ずつです。
これによりACアダプターを含む様々なコンセントの形状に対応しやすくなるどころか、サイズダウンを実現しています。
ELECOMの6個口と比べても差は歴然です。
そして、サンワサプライの売り文句でもあるプラグ間の間隔。ELECOMの9㎝に対し、19.3㎝のスペースを確保することで、大きいACアダプターを隣同士にしても差すことができます。
ネットで見ると差を感じずらかったですが、実際にこの差はかなり大きいと言えます。
サンワサプライの優れている点②~マグネット搭載~
はい、出ました。背面マグネット。
私のようにデスク脚がスチール製であったり、デスク自体に金属パーツがあれば、マグネットでいとも簡単に固定することが出来ます。
ELECOMにはマグネットが無いため、わざわざPPバンドで固定していました。もうその必要はありません。
サンワサプライの優れている点③~優れたコスパ~
サンワサプライの10個口電源タップは1500円です。ELECOMより安い!
それでいて、ブレーカー内蔵、二重被覆コード、絶縁キャップ、そしてELECOM同様に雷ガード付きで最早文句の付け所がありません。
もちろん電源のON/OFFのブレーカースイッチは1箇所しかない、という差はあります。
しかしこれで十分であって、無くてもいいくらいです。
サンワサプライ電源タップ使用イメージ
私は無垢材を使用した自作デスクに文具メーカーPLUSの「Garage」というケーブルトレーを付けています。
ケーブルトレーは金属製なので電源タップ背面マグネットにより固定され、タップ自体がずれたり浮いたりすることが無くなりました。
配線はかなりごちゃごちゃしていますが、これでも多少はまとめた方です。
ケーブルマネジメントは凝り始めると「沼」入りが確実な為、ケーブルトレーの上はごちゃごちゃしてもOK、という自分ルールを敢えて設けています。
サンワサプライの電源タップの使い勝手は非常に良いです。Garageのスチールフレームとサンワサプライのプラグ口の位置の間隔がちょうどピッタリなので、上記イメージの通りスチールフレームが干渉せずに使えています。
最近「電源タップタワー」的な見せる配線・タップを見るのですが、私は懐疑的に見ています。
↓こんなやつ
プラグの抜き差しがしやすくなるのは間違いないですが、「見せる収納」とか「見せる配線」って結局散らかって見えます。
見えない方がいいに決まっているのです。