今回は時計レザーベルト用にSEIKO純正のDバックル尾錠16㎜用、18㎜用を購入してみましたのでレビューしていきたいと思います。
DバックルにSEIKO製を選んだ理由
実は以前にDバックルに初挑戦した際の失敗談があります。以下の写真は「EMPIRE」というメーカーの観音開きDバックルで、アウトレット品として格安で売られていたので、同ショップにてリザード革のストラップと合わせて購入したのです。
しかし、アウトレット品として売られていた理由をすぐに悟ることになります。
「面取りされていないから腕に当たって痛い、付け心地が悪すぎる」
これです。
そもそも手首は敏感な部位ですから角が立った金属部品が当たるほど不快なことはありません。
SEIKO純正のDバックルは3,980円。Dバックルごときに3,980円?と思われるかもしれません。しかし、ブランド純正のDバックルが更に高価であることを考えると、SEIKOは非常に良心価格に思えてきます。
IWCヨットクラブに装着!
ではSEIKOのDバックルを愛用中のIWCヨットクラブ「811AD」&社外レザーベルトに装着していきたいと思います。
このレザーベルトはBAMBIのリアルクロコのものですが、尾錠の折ジワが付いてしまっていて、更に付け外しにより両端のエッジが削れて色が薄くなりはじめています。
このままでは折角の高級ストラップが早々にダメになってしまいます。
ここで注意点ですが、「Dバックルを選ぶ際は尾錠幅をよく確認すべし」ということです。
一般的にラグ幅20mmのストラップであれば尾錠幅は18mm、ラグ幅18mm → 尾錠幅16mmと、2mmテーパーしているレザーベルトがほとんどではありますが、稀にラグ幅20mm → 尾錠幅16mmのストラップもあるからです。
取り付け方法としては尾錠を外してDバックルを装着、この際にバネ棒外しが必須なので一本は良いモノを買っておくと良いと思います。
私が使っているのはBERGEONの「BE7767-F」です。先端部分がネジ式になっているので、摩耗したり折れても先端のみ交換可能です。先端の種類により商品名が-Fだったり-SF, -Sとなるので、ご自身の時計に合うものを選んで下さい。※先端「I字」は結構使用頻度が高いので-Fはお勧めです。
話は戻りまして、反対側のパーツをピン穴に差し込んで裏側のパーツをパチッというまで閉じれば完成です。
しかし…、以下の写真を見て「間違い」に気付いた方はいますでしょうか。
そう、レザーベルトの取り付けが逆なのです!
Dバックルを付ける場合、時計の6時側に尾錠を取り付ける短いストラップ、12時側に穴の空いている長いストラップを付けないといけません。
※SEIKOロゴも逆に…↓
というわけでストラップを付け直します。それにしてもオールドインターのヨットクラブはやはり可愛い。
これでバッチリです。どうでしょうか。Dバックルを付けただけで高級感がグッと増した感じがします。
SEIKOロゴもしっかり順方向になりました。SEIKOのDバックルはしっかり面取りされているので金属のエッジが滑らかでとても着け心地が良いです。この価格でこの品質、素晴らしいの一言です。
まとめ
Dバックルによりオールドインターへの愛情がより深まったと感じます。これで時計を落下させる心配も減り、着け心地も上々です。
次回はアキュレイトフォルムのレザーストラップ&SEIKO Dバックルのレビューを予定しています。乞うご期待!