auマンションタイプGのルーター

【速度比較】auひかりタイプV→タイプG変更後の下り実測値

auマンションタイプGのルーター

インターネットサーフィンでは自宅Wifiの速さは気にならなかったが、テレワーク時のWEB会議では顕著に現れるネット速度格差。

そんな中ついに我が家のマンションにもauひかりタイプGの導入案内が来たので切り替え前後の速度差を比較してみたい。

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タイプGとは

従来の通信インフラを活用した高速ネットサービス。最速のNuro光は個別に光ケーブルを引く為、マンションの設備環境によっては導入不可であるのに対し、auを導入済みのマンションであれば比較的容易に切り替えが可能な為、都市部を中心に順次導入が進んでいる

Nuro光が引き込めず断念した私にとって、大変有難い通信方式。

マンションの建物共用部まで光ファイバーが引き込まれているマンション向けのサービスタイプです。
建物共用部から各戸までは既設の電話線を活用し、光ファイバーをマンション棟内の複数のお客さまで共同利用します。

タイプGには、通信の最大速度の違いによりG契約とV契約の2種類がございます。
  G契約  下り664Mbps/上り166Mbps
  V契約  下り100Mbps/上り100Mbps

引用元:au HP“https://www.au.com/internet/mansion/typeG/

ベストエフォートで従来のタイプVからタイプGに変更することで下り速度“6倍”という点が大きな特徴

導入費用、月額費について

現在auひかり契約中で、タイプGに対応しているプロバイダであれば、初期費用3000円のみで、専用ルーターへの交換費用を含めて対応してくれる。

月額費は2年縛りで、タイプV同額の4,300円/月。尚、この場合、2年毎自動更新となり、契約期間中の解約には9,500円が発生する。

2年縛りの契約にしない標準プランの場合は、5,400円/月となっている。

切り替え後のルーターは「BL1000HW」はWifi6規格にも対応している高性能ルーターで、前モデル「BL902HW」よりも薄いが背は少し高いルーターとなっている。

Wifi機能はデフォルトでは無効化されており、Wifi親機として使うためにはオプションサービス500円/月に加入する必要あり。auスマートバリューを使用すると無料で使えるが、スマホ契約かひかり電話の契約が必要となる。私はどちらも契約していないので、Wifi機としてはNEC Atermを使用中。後述するが、Wifi6には対応していないが、子機(スマホ・PC)自体がWifi6対応のものが少なく、Wifi5でも十分な実用速度が得られる

また、タイプGではルーターBL1000HWに加えて小さいブラックのモデム(以下写真の左)が加わる為、配線まみれになる。これが嫌な人はオプションサービスでBL1000HWを無線親機として運用した方が良いかもしれない。

auマンションタイプGのルーター
百均で買ったケーブルボックスとケーブルタイで配線マネジメント
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実効速度を検証!

まず導入前のタイプVでは回線状況によりムラがあるが、平均45Mbpsの下り速度が出ていた。

auマンションタイプG導入前の速度

これに対し、タイプGではおおよそ6倍となる平均280Mbps(遅い時が230M、早いときは320M以上)をマーク。

auマンションタイプG導入後の速度
auマンションタイプG導入後の速度

ベストエフォートの為、理論値Maxまでは出ないが、確かに速度6倍という話に偽りはなさそうだ。

使用したWifi親機

今回使用したのはNEC Aterm WG2600HP2という機種で、現在では廃番となっている。Wifiルーターというとバッファローが人気だが、NEC Atermはアンテナ数も多く、価格もバッファローより安い場合もあるので、BL1000HWのWifiオプションサービスを使用しない場合はオススメしたい。

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