- 外出先で仕事をする際にバッグの置き場に困る
- お気に入りのバッグを汚したくない
- バッグにPCやiPad等を詰め込んでいるノマドワーカーだ
購入経緯
皆さんはバッグを床に直置きする派、または、椅子の上に置く派のどちらだろうか。
バッグは床に置くのがマナーだとされているが、実は床に置きたくないという人も多いらしい。
ブリーフケースには底に鋲を打っているものもあるが、最近はリュック派も増えてきており自立しないタイプも多いので尚更かもしれない。
私がこれまで遭遇した中で「床にバッグを置きたくないな」、と思ったのは以下の場面。
- 飲食店全般(特に油リッチなラーメン店の床は絶対無理)
- 雨で床が濡れているシーン
- カウンターチェアの座面がやたら高いカフェ(バッグに手が届かない)
- 電車内(新幹線では隣席が空いていれば席に置きたいが、そうはいかない時も…)
加えて、サテライトオフィスや外出時に仕事をする時にも、デスクに引っ掛けられるバッグハンガーは手の届く位置にバッグを保持できるため、何かと便利だろうということで購入することにした。
なぜClipaか?
Clipaを購入した理由。それは使い勝手が良さそうでバッグのハンドルにそのまま引っ掛けて運べるデザイン性。
以前は以下のようなキーホルダータイプのバッグハンガーを持っていたが、結局取り出して使うことがほとんどなかった。
というのも、いざ使おうと思った時にはバッグのどこにしまったか探さないといけず、そもそもバッグハンガーの存在自体を忘れていることもあったからだ。
Clipaはゴールド、シルバー、ブラック、カッパー(銅)の4色でいずれも光沢タイプと艶なしマットタイプがある。
バッグのデザインに響かないカラー、あるいはアクセサリー感覚で選ぶことができる。
そして、キーホルダータイプのように使う度に展開せずとも、そのままクリップとして使える手軽さがあると考えた。
尚、Clipaには初代ClipaとClipa2という進化版があるが、2015年以降のものはClipa2となっているようだ。
届いたClipaの外観チェック
私が選んだのはマットブラック。価格は3千円程度と可愛くない金額だが、耐荷重は15kgもあるので大体のバッグには対応できる。
ちなみに国内線の機内持ち込み手荷物の重量制限は10kg。小型のスーツケースに色々とモノを詰め込むと10kgを超えることはあるが、普通の手持ちバッグでは中に鉄かウランでも仕込まない限りは15kgを超えることはないだろう。
片手でクリッパを開こうとすると、スプリングのしっかりした反発力により、途中から指が攣りそうになった。
ヒンジ部には高い耐久性が求められるスポーツジムのエクササイズ機器の技術が生かされているとのこと。
デスク等の接地面となる部分には滑り止めのシリコンが貼られている。
前述したキーホルダータイプは、デスクやテーブル上に「面」で接するのに対し、Clipaは「点」で接することになるので安定性の面では下がるかもしれない。
しかし、使い方によってはClipaでないと出来ない、といったシーンも考えられた。(後述)
実際に使った感想
Clipaはシンプルなデザインなのでバッグのハンドルにそのまま引っ掛けて持ち運んでも全く違和感がない。
この点は期待通り。
そして、テーブルやデスクに掛けて置きたい場合は、以下写真のように簡単に展開することができる。
非常に使いやすく、頻繁に使う場合でもストレスがない。
点で支えている為ブランコのように少し揺れるが、そのおかげでバッグに足等をぶつけた時にデスク面から落下することがなく、安定性は申し分ない。
先日公園への外出時にSnow PeakのフォールディングチェアのアームレストにL.L.Beanのトートバッグを引っ掛ける形で使ってみたところ、円形タイプであるClipaならではの良さが発揮された。
Snow PeakのFDチェアはアームレストがアルミパイプにウレタンクッションが巻き付いた円筒形になっている。
無印良品からもタグツールやバッグハンガーが出ているがキーホルダータイプに近く、他のバッグハンガーではこういった使い方は出来なかっただろう。
バッグ底面がちょうど地面に触れないギリギリの高さをキープできている。
アウトドアシーンにおいてもカラビナを取り付けられない場所ではClipaなら使えるかもしれない。
まとめ
今回調べてみてAmazonで売られているような一般的なバッグハンガーでも1000~2000円と、意外に高いことに気が付いた。
Clipaの3000円という価格は少し買うのを躊躇してしまうが、レビュー高評価であるのも納得の品質と使い勝手だと感じた。