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【後編】ポテイト伯爵の買い物失敗記〜他山の石は最良の指針〜

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〜前回のあらすじ〜

本記事は、煩悩にまみれ天からしっぺ返しを喰らった我が身を改めて諌め、この記事を見てくれる方々が冷静に良き買い物ができることを願い執筆したものである。
ポテイト伯爵の丁度良い調度品

煩悩多きにして本質を見失う、それすなわち人の性也。…

それでは早速いってみよう!

失敗談その五「原色系ポロシャツ」

歳を重ねると明るい配色の服を好むようになると言われている。

おそらく暗い色だと顔色がくすんでより老けて見えるからだろう。

しかしファッション雑誌を鵜呑みにして原色系アイテムを取り入れるのは自殺行為に等しい。

以下の例を紹介したい。

原色系ポロシャツ

こんなにも鮮やかな色にも関わらず、えも言われぬ負のオーラが漂っているのがお分かり頂けるであろうか?

これは、雑誌LEONでイケメン白人男性が黄色や赤色のポロシャツを爽やかに着こなしているのを見て、真似をしようとしたとある男の夢の残骸である。

雑誌を見て思い立ったことを実行に移す、その行動力自体は評価されても良いかもしれない。しかし無知なる行動は悲惨な結果を招くこともあるのだ。

その男はこう言う。

“ある日、妻の白々しい目線を横目に、これらのポロシャツを着て鏡の間に立つ私がいました。しかし、どうにもおかしなことが起きたのです。黄色いポロシャツを着た私は完全に”のび太くん“と化し、そしてひとたび赤いポロシャツを着れば、たちまち”ジャイアン”に早変わりしてしまうのです…。“

さらに悲惨なことに、こののび太ポロシャツに至ってはとろけるような生地感ゆえ、体のラインをしっかり拾ってしまい、ちく透け必須だという。

いずれもそこそこお値段がするアイテムだったようで、その男にとっては安くない勉強代だったようだ。

しかしこの経験が糧となり、購入時にいかに自分を客観視できていなかったかを猛省し、「原色アイテム買うべからず」と深く胸に刻むことができた買い物経験となったことであろう。

失敗談その六「使い所のないバッグ」

一時期トレッキングにハマっていた筆者。登山でも使えて、普段使いもできるリュックを買おうと思い立ち、購入したのが「吉田カバン Luggage LabelのLiner」だ。

しかし、「多目的、多機能」といった軸で選ぶのは諸刃の剣でもある。

吉田カバンLiner

Linerは全体がPVCコーティングされており、「雨に強く、タフそうだ」というのが選んだ理由だ。まるで旧日本軍の兵隊が背負っていそうなミリタリーライクなルックス、そしてボトムのファスナーを開くと容量が拡張できるディテールが面白かったのも気に入った点だ。

反面、登山で背負うには背負い心地がお世辞にも良いとは言えず、ショルダーストラップが細いので肩に食い込んで徐々に痛くなってくる。そしてメインコンパートメントはフラップを開けた上で、巾着状になっている入り口を緩めて、ようやく中にアクセスすることが出来るため、モノを取り出すには不便だ。

おまけにこのミリタリーグリーンカラーは合わせる服を選び、選択基準の一つでもあった「普段使いもできる」という点を完璧に満たすことはなかった。

登山に使うのであれば素直にアウトドアブランドのバックパックを買うのが正解であり、普段使いするならビジネスで使うのか、プライベートで使うのか、利用シーンを良く考えて目的に合うバッグを見つけたいものだ。

それでも尚、同じ選択基準で改めて今リュックを選ぶとすれば、「グレゴリー マイティデイのブラックカラー」を選ぶだろう。結局シンプルが一番ということだ。

失敗談その七「洗い縮みの激しいカットソー」

私は厚手で目の詰まった丈夫なコットン生地が好きだ。

しかしそのような生地は洗うたびに縮んでいく運命にあるようだ。

以下は顕著なサイズ変化により私の手元を去っていたアイテム等。

しかし、改めて眺めても「また買いたい」と思えるほど良いアイテムだったのもまた事実。

セントジェームス、ナイジェルケーボン、サイドスロープ

今買うなら洗い縮みを考慮してサイズを慎重に選ぶだろう。しかしどのくらい縮むかなど予想できないケースも多く存在する。

そんなに縮むのなら、いっそ洗いをかけてから売ってくれよ。そう心の中で叫ばずにはいられない。

しかし、繰り返しになるが、また遭遇したら買ってしまう、そんな魅力があるアイテムばかりだ。

失敗談その八「良い匂いにならないカットソー」

本シリーズ最後に紹介するのはヘルスニットのファンクショナルファブリックシリーズのワッフルクルーネックTシャツだ。

ヘルスニットファンクショナルファブリック

このファンクショナルファブリックは綿100%生地に銀イオンによる抗菌防臭効果、さらには吸汗速乾機能を持たせた優れもの。

しかし洗っても洗っても、どんなに柔軟剤を入れても生地そのものが微妙に“臭い”。もう一度言おう、これ自体が“臭い”のだ。

例えるのであれば生魚のような、排水溝のような臭いが洗っても洗っても取れず、着るたびにゲンナリしてしまう。一緒に洗ったユニクロのワッフルカットソーはとても良い匂いであるのに関わらずだ。

おまけにそこまで着用していないにも関わらず数回洗っただけで首元がだらしなく伸び切っている。無印の綿であったかインナーだって、ユニクロの普通の長袖カットソーだって、ここまで伸びることは無い。

healthknit-vs-uniqlo-comparison

5千円程で購入したが、2千円のユニクロの方がよっぽど使える始末。

更に言えば、厚手のコットンインナーなら“ヘインズのBEEFY“一択、と改めて感じさせてくれた経験となった。

尚、本記事は筆者の主観が大いに入っており、中には優れたアイテムが含まれることを補足しておきたい。

ポテイト伯爵の丁度良い調度品

買ったからこそ分かる、「買う価値のあるモノ」。…

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