こんにちはポテイトです。本日は愛機Sinn.356.Flieger.Klassik.JUB(356フリーガー25周年モデル)の夏用ベルトに最適なドイツブランドEULITのパーロンストラップをレビューします。
夏用時計ベルト問題
過去ブログ記事(以下リンク)でも述べていますが、「汗をかく夏場に最適な時計ベルト」の飽くなき探究は今もなお続いております。
今回夏用ベルトを探しているのは「Sinnのパイロットウォッチ」です。この時計にはボアレザーのストラップが2つ付属しており、裏地はボアのスムースレザーで耐汗・耐水性はありそうですが、あまりレザーを痛めたく無いので純正ステンレスベルトに変えていました。
その純正ステンレスベルトを装着したのが以下のイメージです。当然素材としては水に強く、ベルトを洗浄するためにわざわざシチズンの超音波洗浄機まで買ったのですが、長期的にはサビであったり、ベルト付け外しの際のキズも気になります。
そこで購入したのがドイツブランド「EULITパーロンストラップ」です。以下イメージで右から2番目にあるファブリック調のストラップがそれです。
EULITとは?
世の中にパーロンストラップと呼ばれるものはいくつかあります。しかし、EULIT社のものは編み込まれているコードが少し太く、独特のコシがあるのが特徴と言えます。肌に当たる裏面は耐水加工が施されているようでテカテカしています。
端部は熱融着されていますが、少し処理がラフなので私は紙ヤスリで削り滑らかに仕上げました。あまりやり過ぎると生地がボロボロになるので要注意です。
パーロンストラップと言えばこの「通気性」も大きなメリットです。またこの編み込みにより「サイズの無段階調整」が可能です。
早速Sinnに装着!
アンスラサイトの文字盤色と同色系で揃えてみましたが、Sinnのクラシカルな雰囲気とかなりマッチしていると思います。NATOタイプだとカジュアルになり過ぎるので2ピースにしたのは正解でした。
腕への装着感はいかに!?
大きなメリットとしてはいくつかありますが、まずコードを編み込んだしなやかなファブリックのため、「肌当たりがとても良い」です。これはラバーやステンレスベルトでは味わえない付け心地だと思います。
次に「通気性が良い」ことです。着けていて本当に実感できるほど通気性が高いので蒸れている感覚が皆無です。編み込みにより肌に当たる面に凹凸があることも一役買っていると思います。
最後に「軽い」です。レザー、ラバー、ステンレス、どれよりも軽い。そしてサイズ感は無段階調整が可能なので時計全体として付け心地が非常に軽やかに感じられるはずです。
ベルトの留め具はカンになっているのでホールド力も申し分ないです。
デメリットというデメリットは見当たりませんが、1つ挙げるとすればべルト幅20mmでテーパーしていませんので手持ちのDバックル(18, 16mm)が使えなかったことくらいです。
EULITパーロンストラップまとめ
EULITのパーロンストラップ(2ピースタイプ)は記事投稿時点で6,820円です。このクオリティであれば納得の出来だと感じます。
日本の夏はすでに亜熱帯〜熱帯、トロピカルウォッチバンドとしてパーロンストラップを着ければ、猛暑も少しは楽しめるかもしれません。