11月予約開始後に即完売となったホワイトレンジマン「GW-9408KJ-7JR」。
公式サイトで日付が変わった瞬間に予約トライし、見事にゲットできたのでレビューしていきたい。
人気のホワイトカラーがレンジマンから登場!
直近で発売され始めた40周年記念モデルはどちらかというとラギッドな印象が強かった。
そのような中で発表されたレンジマンと環境団体とのコラボモデルは絶滅危惧種のシロクマと北極の流氷をイメージした爽やかなコントラストが際立つ。
レンジマンと言えばMaster of Gシリーズの中でも最強スペックとして名高く従来はブラックを基調としたモデルが多かっただけに、ホワイトカラーは新鮮味がありクリーンな印象。(正確に言うと真っ白ではなくオフホワイト)
開封レビュー
CASIOオンラインストアで購入したところ、今回も発売日に配送してくれた。感謝。
ビンビンくるオフホワイトの魅力
環境保護を意識してか紙製パッケージで統一されている。
布袋から取り出したレンジマン。写真で見るよりも実物の方が刺さるモノがある。
ゴツゴツしたレンジマンのベゼルに白いカラーはガンダム感が強く、特にガンダムファンではない筆者でも男心をくすぐられるデザインだ。
毎年人気の「Love The Sea And The Earth」モデルでも昨年のフロッグマンに続き“当たり年“と言えるのではないだろうか。
格子状パターンの金属ボタンはどれも押しやすく、手袋をつけていても操作性が良さそうだ。
クリアブルー&カーボンファイバーのベルト
G-SHOCKの中でもなぜかクリア樹脂を使用したモデルに惹かれるのは筆者だけだろうか。あれこれ考えた結果、小学生時代にハマったガン消しや食玩の塩ビフィギュアがそのルーツだろうと気が付いた。
あの頃はクリア樹脂のフィギュアと言えばガチャポンでも入手難易度が高いレアモデルだった。
その印象が記憶に刻まれた筆者にとっては今となってもクリア樹脂を見ると心が踊る気分になるのだ。
加えてベルト内層にインサートされたカーボンファイバーも見逃すわけにはいかない。単位重量あたりの引張強度では鉄の40倍の強さを誇る最先端素材を使用したベルトは日常使いとしては最早オーバースペック。
どれだけ樹脂が劣化してボロボロになろうとも編み込まれたカーボンファイバーにより、引き裂き耐久性はかなりのものだろう。
ケース裏はコラボのロゴが彫られていて特別感を感じさせてくれる。裏蓋も大きく重厚感・高級感がある。
ブルーのバックライト
本モデルはブルーの蓄光樹脂を採用し、バンドのブルーのクリア樹脂と合わせてライトも青く点灯する。
蓄光樹脂といっても自発光するわけではないようだ。しかし文字盤全体が青白く浮かび上がるのは見ていて楽しい。
G-SHOCK中、最強スペック
もちろんレンジマンは見た目のクールさだけではない。前述の通り現有するG-SHOCKの中でも最強のスペックだ。
以下はその一例で、方位、高度、気圧、温度、ストップウォッチ等の機能があり、それらのメモリー機能まである。さらにはワールドタイム、日の出日の入り時刻表示、アラーム、パワーインジケーターも搭載。
もちろんタフソーラーと電波時刻修正も対応しており、全世界・どんな過酷な環境下であってもサポートしてくれる頼もしい相棒となるはずだ。
着用イメージ
縦55.2 × 横53.5 × 厚み18.2 mmのレンジマンは決して小さいサイズではなく、むしろかなり存在感がある。
手首16.5〜17.0cmの筆者の手首でもこのサイズ感なので、目を引くことは間違いない。
しかし、重量は93gと軽く、腕にしなやかにフィットするので装着感は良好だ。
DW-6900シリーズを買おうと思っていた筆者にとって、レンジマンはDW−6900を全体的にアップグレードしたような高級G-SHOCKのようで着けているとテンションが上がる。
当面の間、カジュアルな服装時にはこれを着けて意気揚々と街を闊歩することになりそうだ。
まとめ〜Master of Gこそが大人が着けるG-SHOCK!〜
思い起こせば昨年発売されたマッドマスターGWG-2000の購入検討をし、その後にグラビティマスター、フロッグマン、という流れでMaster of Gを検討するも踏ん切りが付かず、ようやく手にした初めてのMaster of Gシリーズがレンジマンとなった。
他のシリーズと異なり、カーボンベゼルでもステンレスベゼルでもなく、樹脂パーツでできた筐体モデルがこのレンジマンだ。
しかし考えようによっては、レンジマンこそがストリートファッションとしてのG-SHOCKの本流とも言えるモデルだと感じる。