今回新たにプエブロレザーのミッレフォッリエ Grigio(グリージョ)をゲットしたのでレビューしたい。
入手困難なミッレフォッリエとの奇跡の出会い。エイジングさせながら長く使うなら「エムピウ」!…
購入背景
前回ITALICO(イタリーコ)レザーのミッレフォッリエを購入し、その魅力に取りつかれてしまった筆者は「もう2個くらい購入して同時にエイジングの比較を楽しみたい」そして「夜の一人時間にウイスキーを片手に、エイジングしたミッレフォッリエを愛でたい」という変態欲求に駆られていた。
もっとも、このブログ記事に辿り着いたレザーフリークの読者の半数くらいの方はこの欲求を理解してくれるのではないかと思う。
そうして幸運に恵まれ手に入れたレア度の高いプエブロレザー、かつ人気のGrigioを横に並べて愛でることが出来る環境を手に入れたのだ。
プエブロレザーの圧倒的質感
初めてプエブロレザーを手にしたときは「感動」の一言に尽きる。
イタリアトスカーナ地方の伝統的なバケッタ製法で作られたオイルレザーの表面を、真鍮ブラシで傷をつけて作るプエブロは他のレザーにはない独特な表情を持っている。
手に取るとまるで和紙のような手触りだが、表面を撫でるとキュッキュッという感覚がある。
レザー自体もコシがあるのにしなやかで、革に含まれる油分が徐々に表面に浮き出していき、エイジングしていくであろう期待感を膨らませてくれる。
レザーをよく見ると私は「トラ」の多い個体を引いたようだ。実は当初ハズレを引いたのではと思っていたが、すぐにそれは間違いであったと気づいた。
この個性的なトラが、この財布が世界に一つだけの存在であることを認識させてくれる。
また、トラがあることによってエイジングの陰影が徐々に生まれていくことにも気が付いた。その陰影がとても美しく、結果的に「当たり」の個体を引いたとの確信に変わった。
※使用してから10日間しか経っていないが徐々に経年変化による陰影が生まれつつある。
そもそもプエブロレザーの元になる牛のショルダー部位は特に首周りはトラが多いそうだ。すっぴん仕上げの植物タンニン鞣しレザーだからこそ楽しめる点だと言える。
イタリーコとプエブロの比較
イタリーコ(右)とプエブロ(左)を比較。ちなみにイタリーコは約1カ月前に購入、プエブロは1週間使用した際の写真。
最初から色のムラ感があり完成された美しさのあるイタリーコに対して、プエブロは使用者と時を過ごすことで完成していく経年変化の妙を楽しめるレザーだと感じる。
傷の目立ちにくさで言えばプエブロに勝杯が上がりそうだ。
ミッレフォッリエを入手するには⁉
ミッレフォッリエが欲しいと願うファンに向けて私が実践し、お勧めしたい方法は以下の通りだ。
①実店舗をこまめにチェックしてみる。(特にエムピウの抽選時期等で)
②取扱店のネットショップで入荷案内メールに登録する。
※③エムピウ公式の抽選に根気強く参加。
今回私が入手できたのは上記②の方法。エムピウさんとしては転売屋ではなく真のお客さんの手に届くように様々な対策・制限を設けられているので根気強く待っていれば入手できるのではないかと思う。
※プエブロレザーのスマホケースのエイジングもレビューしていますので宜しければコチラもご覧下さい。
最後に取扱店さんの一つであるフリースピリッツさんの入荷案内メールを登録できるURLリンクと厳選したコンパクト財布を紹介しておきます。
エムピウの二つ折り財布 millefoglie P25 ミッレフォッリエ2 P25 m+ 二つ折り財布 フリースピリッツ…
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