冬はアウターを着込んでも手足の末端や首元から底冷えしてくる。
都会でも冬場、特に夜はかなりの冷え込みになる為、グローブは必須アイテム。
そしてグローブを選ぶのであれば断然アウトドアブランドの機能性グローブがオススメだ。
レザーグローブvsアウトドアグローブ
レザーは風をシャットアウトしてくれ、しなやかなので指が動かしやすいといったメリットがある。
ウールやカシミヤのライナー付きであれば保温性もあり、特にスーツスタイルにはレザーの方がしっくりくるだろう。
デメリットは価格帯が高いこと。至高のブランド「DENTS」等を選べば安くても3万円前後〜。
一方で、ビジネススタイルもかなりカジュアルかしつつあるのでアウターにダウンやキルティングジャケット、グローブはアウトドアブランドの中からすっきりしたシルエットのものを選ぶといったコーディネートも全然ありだろう。
価格も5千円前後のモノで十分良いモデルを選ぶことができる。
雪国在住でないかぎり、間違ってもスキーグローブのようなイカついモデルは選ばないようにしたい。
ノースフェイス「Red Run Pro Glove」
私が石井スポーツ2店舗と好日山荘1店舗を渡り歩き、吟味に吟味を重ねたアイテムがこちらの「レッドランプログローブ」。
ノースフェイスにはデナリイーチップグローブのような起毛感のある、薄手で暖かい人気商品もあるが、見た目がカジュアルすぎると思ったのでスキップした。
それ以外のモデルはごっつい登山用グローブか、あまり保温性のないグローブにラインナップが偏っており、正直「コレだ!」というものがなかった。
このレッドランプログローブは中綿入りで手の甲はPERTEXという防水・防風性・透湿性に優れた生地を使用している。
ステッチによりボリューム感は抑えつつも、暖かそうな見た目だったことも決め手となった。
最後の最後まで比較対象として迷ったのは「Mountain Hardwearのタッチスクリーングローブ」、「Marmotのウインドプロテクショングローブ」。
いずれのモデルも暖かさと生地が柔らかく装着感が良かったが、最終的に生地の耐久性が高そうなレッドランプロを選択した。
レッドランププロの装着感
私の手は手首付け根〜中指先端までが19センチあり、Lサイズを選択した。他のメーカーモデルも大体Lサイズがジャストフィットサイズといった印象。
手の平には細かいドットの滑り止めがついており、スマホをがっちりホールドして落とす心配がだいぶ減りそうだ。
親指と人差し指にはスマホのタッチスクリーン対応のシンセティックレザー。これは反応性がよく、とても使いやすい。
レッドランプログローブの防水性
このグローブで雪遊びができるかと期待したが、あいにくPERTEXが使われているのは手の甲のみ。手の平のニット生地は普通に水が染み込んでしまった。
子供には「Kid’s Snowgrab Glove」
今季は雪が降る可能性もあるので子供用に雪遊びできるグローブを探した。
ノースフェイスの「Snowgrab Glove(スノーグラブグローブ)」は子供用にしては5千円と高いが、生地全体が撥水生地となっており、文字通り雪遊びできるスペックとなっている。
スキーグローブも大体3−4千円はするのと、生地が結構硬めで指が動かしにくい為、2年くらい使うことを考えればこのスノーグラブグローブは決して高くない値段であろう。
裏地はフリースでかなり暖かい。雪遊びして指先がすぐに冷えてしまうということはなさそうだ。
個人的な希望としては、ぜひスノーグラブグローブの大人用を作ってほしいところ。
※追記: 大人用の防水グローブとしては「マーキュリーグローブ」がありました。