
今回はLiflance(リフランス)さんより試供品を提供頂いたので、人気商品「しなやか3重ガーゼパジャマ」を本音レビューしていきたいと思います!
リフランスとは!?何が凄い?

Liflance(リフランス)は婦人服OEM生産事業を行う㈱小島衣料(昭和27年創業)のグループ会社が手掛けるブランドです。ブランドコンセプトは「GOOD SLEEP, GOOD DAY」、睡眠の質やカラダのバランスを整え、健康生活をサポートすることに特化した高機能パジャマやルームウェア類を展開しています。
大きな特徴は「肌ざわりの良い天然繊維」×「機能性素材プラウシオン」を配合していること。プラウシオンは天然鉱石由来のミネラル混合体なるもので、これが体から放射される赤外線を反射することで温熱効果を発揮し、「血行促進や凝り・疲労感軽減」が期待できるということです。
プラウシオン、その効果はいかに!?

鉱物・セラミックス等を繊維に配合し、疲労回復効果を謳うリカバリーウェアは最近増えています。昔からあるファイテンのアクアチタンをはじめ、最近広告でよく目にするTentialのBAKUNE、また私が過去にレビューしたテンピュールTシャツに使われているQi-tex(チーテックス)等もそうです。ワークマンやドン・キホーテも参入し始めましたのでジワジワとブームが広がりつつある状況と言えましょうか。
「本当に効果はあるの?」と思う方も多いと思いますが、私は実体験からその効果は疑っていません。
一つ学生時代のエピソードを紹介します。陸上競技の大会の後に埼玉県大宮市にあるLOFTのスポーツ店で部活仲間3人と初めてファイテンのRAKUWAバンドを付けた時の事です。店員さんにオススメされ、3人共半信半疑で試したのですが、筋肉痛で太ももが上がらないくらい疲労していたにも関わらずRAKUWAを付けただけで足が軽く感じたのに驚いて全員その場で購入しました。それ以降、RAKUWAを愛用しており、使用する選手も急激に増えていった時期でした。
また、以下の記事でレビューしたテンピュールTシャツも同様です。冷房で冷えやすい環境だと特にこの温熱効果による恩恵を強く感じることができます。
こうした効果は、実際に使って体感してみないと理解しづらいのも事実です。
コロナに罹る⇒リフランスに救われる
実は記事出稿の1週間前にコロナ陽性になりまして、39~40度の高熱が続き夜は悪寒で眠れない時もあったのですが、その時にこのリフランスのパジャマにかなり救われました。
悪寒を感じる時は着込んでいても大体寒く感じるのですが、リフランスを着こんで布団を被ると悪寒がかなり軽減されたからです。結構汗も出たのですが、3重ガーゼの優しい着心地、通気性、そして温熱効果のおかげで非常に快適に睡眠をとることが出来ました。

天然素材であるコットンの3重ガーゼのおかげで「ふっくらとした包まれるような着心地」です。
その快適な着心地は丁寧な縫製品質に裏付けされています。
大部分、特に肌にあたる箇所は袋縫いによって縫い目が表に出ないように縫製されています。襟等のエッジは写真では色味がわかりにくいですが、ゴールド色のパイピングがされていて上品な仕上がり。

2万円以上する高機能パジャマですが、その価格分の質感が十分に感じられる出来です。


ボタン部分は大量生産した服だとすぐにほつれてくる場合がありますが、リフランスは十分な糸量で丈夫に縫われています。細かい点ですが好感が持てます。

温熱効果でカラダを冷やさない
天然鉱石が体から放出される遠赤外線を輻射するという効果は、着るとその瞬間に効果が感じられました。「じんわりと温かさに包まれる感覚」があるからです。
その温かさが非常に優しいのです。私はお腹が弱いので寝る時にエアリズム一枚とかはもっての外で、もっぱら薄手のパーカー等を羽織ってカラダを冷やさないようにしています。今回レビューした「しなやか3重ガーゼパジャマ」は秋冬用なので夏に使う場合は春夏用のモデルがオススメです。
医学的にも体温は高い方が免疫も高まるとされています。赤外線の輻射による温熱効果は肌表面だけでなく内部も温める効果があるとされているので、冷房等でカラダを冷やし過ぎの現代人には理にかなった体温調整方法ではないでしょうか。
また、上着の袖、ズボンの裾にはアジャスターボタンが付き、サイズ調整できる仕組みです。

ズボンはポケットなし・ひも付きのイージーパンツ仕様です。ウエストゴムの伸縮性が高く、お腹に優しい締め具合です。私は締め付けが強い服は本当に苦手で、特にリラックスしたいルームウェアではきつい服は着ないポリシーなので、リフランスパジャマのフィット感は完璧です。


サイズ感・着用イメージ
176㎝、75㎏の筆者が上下Lサイズを着たイメージ。通常の洋服サイズでピッタリでした。上下共に程よくゆとりがあります。(2回洗濯後の着用)

足首のアジャスターボタンを使うと、ズボンの裾を床に擦ることがないよう裾上げできます。また、寒い時に冷風の侵入を防ぐ目的もあるようです。

洗濯縮みはあるか?
天然素材のコットンは肌触りが良いですが洗濯による伸び縮みが出るケースがあります。今回は計3回洗濯した後の寸法変化を観察してみました。
上着の寸法変化
全体的にタテ方向の縮みが2㎝前後ありましたが、ヨコ方向の伸縮はほぼありません。元々ゆったりサイズに作られているので許容範囲です。
- 着丈(洗濯前)79㎝⇒(洗濯後)77.5㎝
- 肩幅(洗濯前)53㎝⇒(洗濯後)53㎝
- 袖丈(洗濯前)55㎝⇒(洗濯後)53㎝


ズボンの寸法変化
ズボンについても上着と同じような結果でした。洗濯縮みについてはさほど神経質にならなくて良さそうです。
- 総丈(洗濯前)103㎝⇒(洗濯後)101㎝
- もも幅(洗濯前)30㎝⇒(洗濯後)30㎝
- 裾幅(洗濯前)20㎝⇒(洗濯後)20㎝


まとめ

リフランスのパジャマは「ZIP!」をはじめとするTV番組や雑誌・メディアにも掲載されているので機能性は折り紙付きです。一方で、26,400円という価格帯は自分用に買うにはちょっと手の出しづらい価格です。
しかし、逆に考えれば高いパジャマを自分で買うことはそう多くないでしょうから「贈り物・プレゼント用」としては最適だと言えます。
特に冷え性持ちの女性や代謝の下がってくる年配の方、両親・祖父母へのプレゼントとして、非常に喜ばれるのではないでしょうか。
もちろんご自身の睡眠の質を高め、より豊かな生活を送りたい人にもオススメできます。日々の生活の質を高める上で睡眠は極めて重要だからです。
ちなみにリフランスではソックスやストール、ハラマキといったアクセサリの展開もあります。パジャマが気に入ってしまったので、私は10月の海外出張に向けて機内泊時の肩凝り軽減・喉の乾燥防止が出来そうなネックカバーを購入しました。そちらも追ってレビューしたいと思います。
春夏物の一部は公式ストアでセール開催中なので今が狙い目です。