アラフォーになると若い頃よりも肌バリア力が衰え、様々な肌トラブルが出てきます。
筆者で言えば、髭剃り後の肌荒れ・乾燥、おでこのテカリ、目の下のたるみ・くま、と挙げればキリがありません。
この1年くらいは気に入って使っていたAll in One Gelがありましたが、保湿力が弱い気がしたので新しいモノにトライすることにしました。
それが今回紹介するコーセー マニフィーク(Magnifique)のAll in One Gelです。
以前使用していた化粧水
これまで使用していたのはAmazonで購入できるEVERSKINのAll in One Gel。
Amazonでメンズスキンケアを調べると「Nile」、「EVERSKIN」あたりが売れ筋商品に挙がります。
EVERSKINの良い点はエタノールや保存料・香料等を使用せずに自然由来の成分をベースにしている点です。
値段もお手頃で通常時は2000円くらい、安いときは1500円を切る価格帯まで下がったりします。
しかし私は目元のたるみが最近気になるので、より保湿力・浸透力が高いモノに変えようと思い立ち、過去4~5回リピートしてきたEVERSKINとはおさらばすることにしました。
コーセー マニフィークの概要説明
マニフィークはコーセーが展開するメンズ向けのブランド。コーセーなので安心感があります。
特長としては、「ジェンダーレス発想」ということ。
これは、男性用スキンケア商品に多くみられる、洗浄力が強くすればいい、エタノールやメンソールで爽快感を加えればいい、といった古い偏見を捨て、女性用と同じく高い品質基準で一から成分を考えた、ということだそうです。
実際に、洗浄力が強すぎれば皮膚表面の必要な油分まで落としてしまい、結果的に肌バリア力を落としてしまうことにもなりますし、アルコールを肌に塗りたくっても良い効果はないでしょう。
私も最近まで肌荒れの原因の一つに主に油分不足から来るものだとは思いつかず、最近は洗顔料を使うのは一日一回、夜お風呂に入るときだけにしています。朝の洗顔は水で十分です。
マニフィークの含有成分と価格
マニフィークのAll in One Gelは通常価格2750円。私はAmazonで2200円くらいに値下がりしている時に購入しました。
EVERSKINは200g入り、マニフィークは230g入りなので、コスパは悪くないでしょう。
植物由来の保湿成分が肌の深部に浸透、肌のモイスチャーバランスを整えてくれると書いてあります。
マニフィークには私が極力避けている保存料(メチルパラベン、安息香酸Na)と香料が含まれています。
最近仕事で保存料や添加物を勉強する機会に恵まれたのですが、植物由来のエキスや油、水、あらゆるものは劣化する運命です。
例えば、様々な加工食品に含まれる食品添加物(ビタミンC,E、ソルビン酸等)、日持向上剤は食品の風味を維持し、かつ、安全に口にするために必要不可欠です。
あくまでも天然成分に拘り、その劣化しているかもしれない水や油・エキスを肌に塗るのが良いのか、諦めて人類の科学技術の進歩に頼るのが良いか…、私は後者を選びました。
少なくとも化粧品に使われる成分は厳格な試験を経て人体への影響は無いと判断され、容量を守られて使われています。
また、成分表は含有比率が多い順に記載するルールの為、保存料・香料は非常に少ない含有量だと考えられます。
私は肌が弱いので成分にある程度拘りがありますが、使って肌荒れがなければ結果オーライです。
マニフィークの使用感
Amazonから届いたマニフィークのAll in One Gel。早速試し始めて数日経過しましたので、使用感について説明します。
まずボトルは高級感があります。PETっぽいボトルのEVERSKINとは段違いです。
テクスチャーはかなりトロッとしています。ワンプッシュで顔全体に塗っても余るくらいなので、余った液は首や手の甲まで塗ります。
使用感については以下の通りで、概ね好印象です。
- 髭剃り後や吹き出物の肌ダメージがあっても刺激は一切なし、肌荒れもなし。
- 保湿性は非常に高い。肌からの水分蒸発を防ぐように蓋をしてくれる感じ。
- 目元のくまが心なしかマシになった。気がする。
- 美容液効果で顔色が良くなった。気がする。
大いに主観が入っていると思いますが、目的であった浸透力・保湿力の点においては満足できるスキンケアアイテムです。
ちなみに私はハンドクリームやボディクリームにおいても様々なアイテムを試しましたが、塗ると痒くなってしまうものが多く、結果的に皮膚科でお勧めされた「NOVのスキンクリーム」を愛用しています。
皮膚への刺激がないので、主に冬場や季節の変わり目の保湿に活躍中です。
NOVのスキンクリームにも「メチルパラベン」が保存料として含まれています。最近は「パラベンフリー」を謳う製品も多くあるので「パラベン=悪」みたいな印象を抱いてしまいますが、安易にそう考えてしまうのも考えものだな、と感じた経験でした。