モンベル ユーティリティーデイパック

【モンベル】ユーティリティーデイパックは僕らが待ち望んでいたビジネスバックパックかもしれない

モンベル ユーティリティーデイパック

こんにちはポテイトです。今回はモンベルの「ユーティリティーデイパック」をレビューします。

1万円と少しの予算で買えるデイパック・ビジネスリュックながら、実際に使ってみた満足度は4−5万円以上するハイエンドバッグに全く引けを取らない完成度でした。

では早速その実力に迫っていきたいと思います。

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「使いやすいポケット配置」

フロントポケット

フロントポケットは上と下に1つずつあり、上半分はお財布やペン、名刺入れなど、よく出し入れする小物類の収納に向いています。ファスナー部分が被せ生地でカバーされているので雨の侵入を防いでくれます。

モンベル ユーティリティーデイパック フロント収納

下側のポケットの裏地は防水生地になっています。こちらはペットボトルや折り畳み傘を入れるのに最適なサイズです。

モンベル ユーティリティーデイパック 防水収納
モンベル ユーティリティーデイパック 防水収納
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メイン収納

メイン収納は大きな一室になっており、マチは小さめですがしっかりとした面積が確保されています。上半分にはファスナー付きのメッシュポケットが付いており充電ケーブル類やマウスなどの電子小物類を入れたり、この部分に折り畳み傘やペットボトルを入れても取り出しやすく便利です。

モンベル ユーティリティーデイパック メイン収納

メッシュポケット内部にフックがついているのですが、私はイーグルクリークの「Pack-it」というポーチを引っ掛けて、中にマスクや歯ブラシ、ティッシュなどを入れています。このポーチは超軽量生地の割には引き裂きにも強いのでパッキングやバッグ内収納にコダワリがある方にはオススメです。

モンベル ユーティリティーデイパック

PC収納

15インチまでのPCが入る収納部は、PCと共にiPad Pro13インチ&Magicキーボードも一緒に収納できるくらい余裕があります。また書類等もすっぽり入れることができます。

バックパック形状は長方形に近いので書類なども折れ曲がることがなく、PCにも変に荷重が加わることがないので安心です。

モンベル ユーティリティーデイパック PC収納

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「軽いは正義」

バッグが重いと肩が凝りますし疲れます。軽い方が良いに決まっています。

このデイパックにはモンベルが独自開発した「バリスティックウルトラ」という繊維が使われています。通常のナイロンに比べて3倍の引き裂き強度を持ちながら、中空構造の糸を混ぜることで約20%の軽量化を実現しています。

触ってみるとしっかりとしたコシ・ハリがありながら、擦過くらいでは傷がつかないようなタフそうな質感です。また撥水性もあるので雨でも安心して使えます。

「フレーム構造で形状保持」

以下の画像をご覧いただくと、うっすら浮き出ているのがわかりますが、持ち手の両サイドにL字型の樹脂フレームが入っており、バッグの型崩れを防ぐように工夫されています。

このフレームのお陰で、手持ちした時の安定感が抜群です。

モンベル ユーティリティーデイパック フレーム

バッグ内の底面にも折り畳み式のプレートが配置されているので重量物を入れてもしっかり支えてくれます。L字フレームと合わせてバッグの安定感に繋がっています。

モンベル ユーティリティーデイパック底面
モンベル ユーティリティーデイパック底面

「背負ってヨシ、持ってヨシ」

持ち手は触り心地が良く、程よい硬さがあるのでとても持ちやすいと感じました。色々とバッグを使ってきましたが、このような持ち手に縫い目がないものが一番良いです。

モンベル ユーティリティーデイパック 持ち手

ショルダーストラップに縫い目があるのがわかると思いますが、コレ、背負った時にストラップと肩の位置がずれないように敢えてくぼみを作っているのだそうです。実際にこれのおかげて背負い心地が極めて良好で、変にストラップがずれたりすることが無いです。さらに背面・ストラップは3Dメッシュによりクッション性と通気性が高められています

モンベル ユーティリティーデイパックショルダーストラップ

ショルダーストラップのハーネスを止めるテープクリップもしっかり備わっており抜け目がありません。ビジネスシーンに関わらず、ハーネスがダルンとなるアレ、嫌ですよね。

モンベル ユーティリティーデイパックショルダーストラップ

更にスーツケースのハンドルに固定できるスリーブが設けられています。これがあるとないのでは、スーツケースでの旅行・出張の際の快適さが大違いなので、スーツケースとの使用を考えている方は絶対にこれがあるバックパックを選ぶ事をオススメします。

モンベル ユーティリティーデイパック 背面

「愛用品のバッグとの比較」

私が現在使っているバッグと比較してみました。左「ベルロイトランジットバックパック28L」、中央「モンベルユーティリティーデイパック20L」、右「ベルーフバゲージ アーバンエクスプローラー16L」です。

モンベル ユーティリティーデイパック比較

それぞれ人間工学や使い勝手が考えられたバックパックですが、モンベルは無駄な機能が削ぎ落とされている分、圧倒的に軽いことと、背負っていて疲れにくい点が利点です。

モンベル ユーティリティーデイパック比較

どれも良いバッグなのですが、やはり使いやすいバックパックに手が伸びてしまいがちで、一番出番が多いのは「モンベル」なのです。

モンベル ユーティリティーデイパック比較
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「ユーティリティーデイパックのラインナップ」

ユーティリティデイパックは3サイズあり、それぞれブラック、ネイビー、カーキの3色展開です。スペックを以下の表にまとめてみました。

デイパック15デイパック20デイパック25
価格11,550円12,980円13,750円
サイズ高さ45 x 幅29 x 奥行き12.5cm高さ47 x 幅29 x 奥行き15cm高さ49 x 幅30 x 奥行き17cm
重量615g725g803g
PC収納15インチ15インチ15インチ
容量15L20L25L
※24年7月28日時点

サイズはかなり細かく刻んでいるので、店頭で背負ってみた感じではどれを使っても極端に小さい、大きいという差は感じませんでした。個人的な経験から、小さいと容量に不満を感じがちで、大きいと収納スペースが空いてしまい中で収納物が動く、ということになるので今回はサイズ20Lを選択。

これは普段使い〜1泊程度の出張にも対応できる事を想定してのことです。

「まとめ」

モンベル ユーティリティーデイパック

以前は「価格が高いバッグ=良いバッグ」と考えていたこともありました。このモンベル「ユーティリティーデイパック」はその間違いに気付かせてくれる好例です。実際に使ってみるとその安価な価格以上の価値を感じます。これだからモンベルはやめられません。

他のバックパックをクローゼットの隅に追いやってしまうくらいのキラーバックパックと言っても過言ではないでしょう。

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